けれど実際にあの子に出会ってからは、 あの「国」は、単なる私の居場所、ではなくなった。 あの子は今の私をそのまま受け止めて、理解しようとして、 「女王」として守る、死なせない、って言った。[あの意思>>1:96を聞いた当時、オクリビは彼女の言葉の裏側を深く考えることなく、そのまま受け止めていたのだけれど] まるで私の中の「死にたがり」を見抜いて、 それにストップをかけてくれるみたいに、ね。 ……っていうのは、貴女と3人で お喋りをした後のことだけれどね。