私は 貴方の側近を降りようと思います。 ……これは今、この場で、 クズリの面々に聞かせるべきであると判じました。 今すぐ辞しては、起こり得る混乱を鎮められません。 けれど上層部が一人も入れ替わらずに 国や王が変わっていくと民は信じられるでしょうか? ……恐らくは、否でしょう。 私は貴方の愛し方を愛しています。これからも。 だからこそ、私は側近を続けぬ方が良い。[ 息を吐き出した。 貴方がどんな答えを返すにせよ これが私なりの、傷付けてきた彼らへの誠意でもある ]