シタディフェロから招いた住民はいる。だが、
彼らは自分から投降して保護を求めた者たちだ。>>0:152
今は国民として製鉄技術を担っている。
会いたいのなら会わせてやらんこともない。
だが本人たちの意に沿わないことはできないな。
[ 今は夜も遅い。製鉄所にも誰もいないだろう。
そもそも製鉄所へ案内することもできないが、
明日以降であれば人を呼んで面会ぐらいなら応じられる。
シタディフェロは交易が盛んだったこともあり、
それなりに満たされた暮らしをしていただろうが、
この国でそれなりに豊かな食生活を送った後で
もう一度余所で暮らしたい民はどのぐらいいるのだろう。 ]