[ それに“愛し方”と表現されると、 言わずにいられないことがある。>>456 ] ……これはまだ誰にも話していなかったが……。 この先しばらくオレが王を続けるとしても、 オレは、民を愛し子と呼ぶのを やめようかと考えている。[ そう思い始めたのは今夜、食堂に戻った頃からだ。>>2:*42 そのときに伝令に持たせたイクリール宛の手紙には “愛を込めて”と記したが…… あの時点から、やめようと考えてはいた。 急な変化で不安を与えたくなくて続けただけだった。 ]**