わたしの死体は多分、 「夜の女王のアリア」が持っていくよ[多分も何も、所属幹部の死体を野ざらしと放っておくような組織ではない。わたしはそちらで弔われる。そうして墓が作られる。だから、] だから『わたし』を、 君にあげる事は出来ない[自分がどんなに惨たらしく死んでも、その足跡が途切れれば誰かが探しに来るだろう。行方不明となる事はほぼ無い筈だ。けれども墓守たる彼女自ら『わたし』を庭に招きたいと言うであれば、だ。]