[ ──私の動きは少しの間固まった。>>465 愛し子が望むことを受け入れ、願う儘愛し続けた王ならば 正当な理由があればともかくとして 私の願う通りに、ただ、頷くと思っていたから。 思い起こされた あの日の微笑み、ひとつ>>0:844 ああ ……そうか と私は、笑った。 貴方に初めて見せた時と全く同じ、柔い色で。 ] ……初耳ですよ 我が王 [ 当然か。──決して境界線を越えなかった私たちなら。 停滞した安寧の温もりに甘えて、 永遠に続けばいいと祈り続けて来た、私には。 ]