ならば。私は側近を辞する以外に、ありません。 他の……他の誰かが貴方を否定しても 拒絶しても、間違いだと言っても、 私はどうしたって 貴方を肯定してしまう。 貴方のお傍が、一番、安らいだから。 この反乱の全責も罪も王一人のものではない しかし王を指針として動いてきたこの国で 王の退位は、すべきではないのです。 ですから上層部の入れ替えは、私が適切です、王。 ……側近を辞しても、王が愛し子と云うのをやめても 私は変わらぬ忠誠を誓いましょう。