んー、別にいいでねぇべか。あまえんぼ。[あまえんぼに対して嫌がる彼に首を傾げる。彼が油断を誘うための行動だと知らない少女は素直にそう言う。彼が得られた甘えられる存在を幼いときに失う体験をしているとも知らない。彼の甘えで失ってしまったということも知らない。] いやがんなら、おれ言わねぇべ? んでも、くれるって言うんなら[ちょっと考えて、]