>>476>>477わらわはそなたと初めて出逢うたはずじゃが、なぜか懐かしみも感じるのじゃ。かつてわらわが永劫に道を違えし者がおった。さだめに囚われ道を違えしその者と、そなたがよく似ておるからであろうか。その者を救えなかった悔恨であろうか――それとももっと別の想いであろうか?なぜだかそなたを一人で行かしてはならぬように思うのじゃよ。偽りとても構わぬとまで思うほどに。>>401