[会話を続けていく>>412内、次第に饒舌になっていくフィジシャンに時に相槌を打ち、時に深堀して続きを促す。
組織については多くの人から聞いたけど、彼からは一番いろいろの事を聞いたように思う。
特に部下達から聞いた彼の武勇伝は、有り体に言って少し盛っているんじゃないかと思っていた。
だから彼の口から直接聞けば、少し謙遜を交えていることも含めて真実味を増し。
時にはああ、この人やっぱりヤバい、と思うような時もあったけれど……概ね楽しく聞けたと思う。
甘味については──あまりに自然に手が伸びるものだから、もしかしたら聞かなかったかもしれない。
世話役なら今度は逆に美味しいお店を紹介してもらおうか、と考えるほどに、美味しそうに食べるものだから。]