『じゃあさ、いつか。 いつかアマノが1から作ったものをくれない?』[できれば、鳥がいいな。>>419大空を自由に飛ぶ鳥。生きたものは捕まえられてチキンステーキになってしまうだろうから、機械仕掛けの小鳥が欲しいと、あいつは言った。 ――いいよ、いつか作ったら、一番に君に。という約束は、叶わない。将来の夢も、何もかも。あの頃の己が抱いたものは何もかもは泡沫とともに消えていく。]