[1から『鳥』は未だ作れないというのに相棒から依頼されたものは、たくさん、たくさん。卸される材料から、1から作り上げられ、或いはより殺傷力の高く扱いやすいものに改造され彼の同志ら――グズリの下に運ばれていく。それが誰かの命を奪うものになるかもしれないと『知っていて』俺は引き受けた。これは『裏切り』になるのだろうかね。イクリール姉。なあ、兄さん、 『 』どれだけ会いたくても。逢いたくても俺はきっと死んでも、君らと同じところにはいけない。]