よろしくね、風のオネーさん![ 元気な声に若干気圧されつつも年も近く明るい彼女に抱く警戒心はすぐに薄れたせっかく名前を聞いたけれども>>656呼ぶ事はしなかった。それは殆どの者に対して同じ事。覚えたくないわけじゃあないよ。ただ名前を呼ぶことで死んでしまうかもしれない他人をオレの心に住まわせるのが怖いだけ。残念ながら兵士として働く彼女とオレでは身のこなしには雲泥の差があった。そこはほら…今後の成長に期待、という事で一つ。 ]