ふふ、王 それは身に余るお言葉ですね ……まあ、護衛をしっかり連れてはおられるようですし 私からはこれ以上、お咎めはしませんとも[ ええ、貴方が望むなら私は見逃しましょう。>>779 実際命の危機に瀕したこともないはずだし 常に兵士や護衛が目を光らせているのは事実だ。 周りの商人たちが私たちの気安い会話を見ては、 ざわざわと話をあちこちへ流していくのを 無礼者め、と睨め付け、それから私は笑ったんだ。 ──昔みたいに。 ]