[ 月日は流れ、やがて、オレが王になった後。 オレの愛を受け入れてくれる人が現れた。 その人はオレの愛を偽りと言わず、 同時に複数を愛することを讃えてくれた。 ……うれしかったんだ。 オレの愛を受け入れてもらえて。 その人のためになら何を求められても構わなかった。 “王としての愛なら許してもらえる” ──だからオレは、民を愛し子と呼び始めた。>>817 ]