アマレロの言葉が嬉しくてニコニコと彼の顔を見つめ続ける。自分から来てくれると言った。私が飛んでいかなくても彼とまた会えると、そう言葉に出して誓ってくれた。彼と一生の約束をして、契約を交わした。それでも実際の距離が離れるのは寂しくて気分が落ち込んでしまったけれど、それも今の新しい約束でどこかへ行ってしまった。次はいつ会えるだろう。その時にはきっと新しい彼の冒険が聞けるのだ。誰にも聞こえない声で「約束ですよ」と小さく呟く。その声は抑えきれない嬉しさで満ちていた。