あッ……!!
[腰を撫でる手にまたびくっ!と身体を震わせる。
どれだけ堪えていても、身体はのぼってきた熱の開放を求めて疼き、熱で頭がどうにかなりそうになる。はしたない声をあげてしまった口を両手で隠したまま、質問には首を横に振った。]
はっ、発情って……!
ちが……いえ、すみません……してますけど、
ちがうんです、痛み止めを飲んでいたはずなのに、
まちがえた、のかも……、ぅ……
[はぁはぁと荒い呼吸を繰り返しながら、言い訳のような説明のようなものを述べる。吐息がかかっただけでぞくぞくと背中が震えてしまうから、なんとかして彼から離れなくてはと思う。]
あの、今日は、もうこれでおしまいですよね……?
[お願い、はやく帰って!という目をしている。]