[上は全て脱いでしまい、下もズボンに手をかけて取り去ってしまう。
自分の部屋ならともかく場所が場所、手早く丁寧にたたんで向き直って、目を奪われた。]
あ。リト、リコっ……
[さっきまでのワンピースの濃紺に代わりに目に飛び込んだのは浅黒めの肌色。
すっきりとまっすぐに流れるような、でも自分とは全く違う、女性らしい柔らかさも感じる体の稜線。腕の中で来ていたものを抱きしめながら、所在なさげにも見えて下着姿でこちらを見つめるその目。]
リトリコ……
[思わず立ち上がり、吸い込まれるように近づいていく。
自分の股間は痛いほどになっている。それを堪えて彼女の前に立ち、
胸を覆う下着を外して取り去り、内側を暴いた。
確かになだらかで控えめな、けれど月明りに照らされた姿は彼女が貴族の血筋だったという事を一目で納得させるに十分すぎて、それより何より…]