[天井から縄で男の四肢を縛り吊るす。
松明で男を火炙りに。
毛を燃やし火傷状にして、コケシで擦って皮を削る。
あまり丁寧には行わない。何のためにしているのか、よくわかっていないから。
目玉はスプーンでくり抜き、小瓶に入れた。氷り草と共に冷蔵用の棚へ。
これが豚なら、生でいただくところだけれど。
十分こんがり焼けた。
吊るした男を石台に下ろす。
よく手入れした刃物で、首と腹を掻っ捌く。傷つけないよう、浅く丁寧に。
食道と直腸を切り出す。長い。
他の内臓も丁寧にそのままの形で。
うーん、健康な肉体とは言えないわ。]