この銀河のどこかで、親愛なるテンガン
私のメッセージを受け取り、私に返信してくれてありがとう。
テンガンさんが今どの惑星にいるのかわかりません。
多分私はもうあなたと話すことができません。
それでも、私はテンガンさんがこの言葉を受け取ってくださることを期待してこの手紙を書きました。
ジェイロの先住民代表に手紙を送ることができなかったのは残念でしたが、テンガンさんが手紙を書いてくれたことはとても嬉しかったです。
もともと快い静けさだった惑星ジェイロに住む原住民は、自然を大切にしながら、身を守るために難しい言葉を学んだに違いないと言われています。
この物語を読んで、私はジェイロの先住民を誇りに思いました。
それは、私がテンガンさんや他の移民についてひどく話しているということではありません。
移民にも星を越える理由があり、人間であり生き物であることを理解しています。
(生物ではない人間が住んでいる惑星もあると聞きましたが、人間でも生物でもないのに心があるなら、私も同じように感じたいです。