>>2:-134
[ 粘膜の合わさる音を出しながら、深く舌を絡ませ、口端から垂れる雫も気にならなかった。
彼とこんな事になったのは初めてなのに、まるで愛し合っているかのように熱くなる。主導権を握られているかの様に、口内を犯される。眉間に皺が寄るのは、それが気に食わないのか、快感を逃がしているのか。 ]
──はぁっ…、はぁっ
[ 合間に彼が言うので、追い掛けるように舌を出し荒い呼吸を隠せもしなかった。
甘く感じる声音に、彼の背中へ腕を回し服を掴む。まるで、縋り付くようにしながら、小さく二回頷いた。 ]
くっ………あっ、んむっ、んんんん───っ
[ 彼の許可を待っていたかのように、駆け上がる。
先に自分が彼にした触り方をされ、堪らなくなり開いていた眼を>>2:-127閉じた。
弾ける瞬間、強く口を塞がれキスが深まる。溢れ出る嬌声は、彼の口の中に飲み込まれる。
彼の手が白濁に汚れた事は見なくても分かる。
酷く充足感に満たされた。 ]