(あなたに見つめられると、少し顔を赤らめて目を逸らし)
……僕はあなたのその顔に弱いんです。
(そして少しかがんであなたの耳をかぷりと噛んでから)
わざとやっているだろう?(といつもよりも少し低い声で耳元で囁いた)
でも……僕のために人生を捧げてくれていた、ってことですよね。それは素直に嬉しいです。あなたを好きだと言った人間は全て地獄に落としてやりたい気分ですが、僕がはじめてなら我慢することにします。……本当に全部はじめて?
じゃあ出会った場所から……いったん家のジェットで行くか。
この家の金もいつかは使えなくなるけど、実家からインゴッドを何kgかパクってきたので、しばらくは不便させないつもりです。
いざとなればスイスに行けば金はあるし……でも先生のために働くのも悪くないかな。