>>-217(>>-226)ヤワタ
…私を人として見るのは止めろ。
[呟き、広場に転がる男の元へと歩いて行く。
激痛も収まり、身体を起こし、四つん這いになっているだろうか。しかし、未だに苦しそうにはしていたか。]
未だ解らないのか。私は人間ではない。
…本来の姿に戻れる程の力は今はないが。
[手の中にある潰れた写真を両手で持ち、男の目の前で引き裂き、散り散りに破く。元の画が何か分からなくなるくらいに。]
それでもまだ人間だと思うか?
お前の大切なモノを一つずつ壊して遣っても良いんだぞ。
[大樹の根元に転がる、黒い箱をチラリと見やり、呟く。
そして貴方の頭を、髪を、鷲掴みにしてその顔を自分へと向けさせる。]