ふふ、……したいと思ったこと、もっと聞いてみたいです。
[彼が嬉しそうに話をするから、此方もくすりと笑って ベッドの上で彼の頬を撫でながら そう告げる。目の前の貴方なら、貴方の願望の先に、喜ぶ貴方の顔があるのなら、一緒にしたい。恋心は、羞恥も、何もかもを上回るんだって、愛しさを溶かしたまま、彼を見詰めていた。
やがて、触れていく彼の指先が、先ほどまで籠っていた熱を呼び起こし、内股に隠れた蜜口がひくりと期待するように、襞を揺らす。]
んぅ、……むね、すっちゃ……ぁ、……ん
[じゅるといやらしい音を立てながら彼の口の中へと含まれた温かさの中で、触れられる蜜口に、びくびくと身体を震わせ、上からも下からも与えられる快楽に身を捩らせた。待っていた、その悦が、きもちいのに、———その先の、お腹の奥に溜まる熱が燻り、物足りなさも同時に覚えてしまう。もっと、と思ってしまう欲情のままに、身体に触れる彼の屹立へと手を伸ばして、ゆっくりと扱いていき。 ]
……… もっと、ほしい。
[貴方からの愛が、ほしい。手を握る彼のその手を引き寄せて ちゅ、とリップノイズを鳴らし、希うように見上げた表情は、昼間には出せないほどに欲に蕩けていた。*]