[聖子も文を書き終えるとランディは聖子の前に跪いた。
その左手を取ると持っていた木箱を取り出し蓋を開く]
結婚しよう、俺は聖子と添い遂げたい。
[不思議な光を放つ門の前にてのこと。
職員や異邦人、世話役たちがいる前で改めてプロポーズをする。
木箱の中に納められていた指輪は用意していたものでトパーズ系の宝石のような煌きがはめ込まれた指輪を取ると、ランディの色を聖子の左手の薬指に嵌めよう。
紫色はドラゴンの涙だがこちらは雷を操ってきたドラゴンの心臓の結晶である。
二つの宝石は共鳴するので互いの場所に引かれ合う性質があり何となくいる方向がわかるようになっている。
互いに互いを見失わないようにと、聖子の指に>>44蔦が絡む**]