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[クスクスと笑いながら、滑りの良くなってきた初々しい坑道に、奥まで手前まで、見えざる杭を滑らせ激しい振動を与えていく。
彼女がびくりと反応する場所を見付ける度に、中をせわしなく行き来する塊に、小さな突起を増やしていき、同時にいくつもの箇所を突き刺激できるよう、意志の力を変貌させて…
…そう、この杭を創った意志は、下卑た客達の羨望の想い。
仕事ができる彼女への羨望の想いや、澄ました顔をして棘のある態度を取る彼女を力で屈服させてやりたいという卑屈な劣情などが、集まって出来た『存在』。
少女の姿をした悪魔は、片手ではそこに入ったものを荒々しく扱いながら、もう片手ではジズの敏感らしい突起を指先で優しく撫で、更に情けない姿を曝してしまうまで、終わりなく責め立てる。
もっと焦らしたり、あるいは言葉も出ない程にいたぶるのも愉しそうだと思ったが、まずはまだ女の快楽すら知らなかったような様子の彼女が、初めて気をやってしまったらどんな反応を見せてくれるのか。それが見たくてしょうがなくて、彼女の濡れた太腿に舌を這わせながら、着実に……そして確実に、彼女を絶頂へと導いていくのだった]
……ほらぁ、ちゃんと謝れる……?
そうしたらこれ、止めてあげるわよぉ……?
止めないとどうなるのか、あなた、想像もできないんでしょ…?
[煽るようにそう言う。……勿論、どんなに謝ったって、止めるつもりなどなかったのだが。]