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[昨夜の出来事のあとでは身体を震わせ声を漏らす様子に、心ざわつくものがなくはない、それは無理からぬことだ。
しかし溜息をつくのを見れば、ああやっぱり痛かったかと再確認して。繰り返し撫でれば触れ合ったところが温まっていった。
しばらく撫でて、「あんまりずっと痛いようであれば薬草を当てましょうか」なんて言っただろうか。
効かないかもしれないことも忘れて。]
ええと……また発情してしまったとしても、
それはこちらの身体でしょうし。
いやだったら発情してしまってからのことには
付き合わずに帰って頂いても大丈夫ですよ。
[昨夜は泣いて懇願していたことは忘れたふり。
この男としては、それ目当てで呼び出してるわけじゃないから気にしないでほしいと言っているのだけれど、人付き合いが下手くそなのでうまく言葉に出来ていない。]