>>-553リスティリナ
こんの……外道……!
[謂れのない謝罪を要求されながら、脅しの手を強められる。
奥歯をギリリと噛んだとて、快楽の波からは逃れられない。
気をやってしまえそうでそれを許されない絶妙な加減に、思考も身体もぐちゃぐちゃにされて、ついに心はぽっきり折れる寸前。]
も……ゆるして……あ、はぁあ!!
[そんな中聞こえた「楽にしてあげる」、親切心などではないと分かっていてもなんと甘美な言葉!]
ごめ……ごめんなさ……いゃああぁぁあっ!!
[動きを止められたその瞬間に溢れてしまった屈服の言葉。
褒美のように受け止めきれないほどの快楽を全身に走らせて、まつ毛の先から足先までを陸地に上げられた魚のように震わせた。]