>>-562
[ 自分の返事に>>-538反応する彼は、何か考えている声色をしていた。
それでも、其れに何かを言う訳でもなかった。 ]
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[ 制服を求める自分とは対照的に、何時ものように服を着込む彼が居た。渡された服を着る度に、香りが追い掛けてくる。襟元を正す前に、すん、と動物が確認する時のようにひと嗅ぎした。 ]
ああ、またね。
[ 見送る彼を残して立ち去る時には、何時もの警備団員の顔をしていた。
真竜が去ったベッドの下に、胸ポケットにしまっていた羽根>>1:*27>>1:*29が落ちている事に気付くのは後どれ位だろう。 ]