─舞台裏/梅雨・放送準備室シーン後─
[>>1:*122兄貴分。確かに、役者と役柄はそうかもしれない。
時に兄弟。時に仲間。時に友人として、寄り添いながら彼らを見守っていく。自分の中で育ませていく。
私にとっての茜もそうだったから、うんうんと頷いた。
また、目の前の海藤くんには兄貴分と言うのがよく似合う様に思えた。
周囲がよく見えているし、こうして私自身もフォローもしてもらえているから。]
そ…うですかね? うん、それなら嬉しいです。
認めて貰えると、照れますねえ。
[ちゃんと向き合えている。
自分でそう思っていても、そう改めて自分以外に言葉にされると嬉しくて目尻が下がった。]