[己の名を何故忘れる必要があるのか、と聞かれれば、>>+11]
私の名前は、
今後の任務に一切関わりが無いからだ
[それは、二度と此処に来る事が無いようという祈り。]
起床した際に
顔を合わせたというだけの理由で、
内部記憶ストレージを圧迫するのは
好ましくない
[真実であると同時、私の事など忘れて欲しいという自分の願い。
それらが折り重なった物が、この言葉であった。]
そう言う訳だ、いいね
[頭を撫でようとして、手を引っ込める。
代わりに細い肩を数度ポンポンと叩いて、この話を終えようとしただろう。**]