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良かった、時々怖がらせてしまうこともなくはないから…。
そ、そうよね?
普通…よね。
少なくとも、わたしよりは。
[何かを隠したような仕草が見えた気がしたが、隠したものを無理に暴く必要性を感じなかったので特に触れることもなく。普通、の定義というのは非常に難しいもので、各々の価値観に委ねられるところが大きい。その点自分はどこからどう見ても『普通ではない』のだから、それと比べればあなたがいたって普通だというのはご尤も]
…?
わたしは、この通信機をカンテラさんに渡したら解決するかと思ったのだけれど。
お仕事仲間のものとかではないの?
[YOUは何しに? と問われると、紛れていた通信機の持ち主――が、あなたの知人ではないかと推測していたと語る]