[彼女からは好きだという鳥類の写真が送られてくる。
昔実家でプードルを飼っていた行平も動物好きだ。
忙しい中の一服の清涼剤のように感じた。>>2:*140
仕事の相談には勿論真摯に対応し、テレビの現場独特の振る舞いなどをアドバイスしただろう。
>>*2:137
二度目の逢瀬は映画を観に行った。彼女が好きだと言うノンフィクション。
有名画家サルバドール・ダリの波乱な生涯を描いたもの。
行平自身は映画で演じた美術教師・松本のように絵画に詳しくはないのだが、そういう知識がなくとも楽しめる映画であった]
……素敵でしたね。ダリという画家が、最愛の妻ガラを亡くした後脱け殻になる様は心打たれた。
ダリは「わたしはガラなしではダリになれない」「彼女はわたしの内密の真実、分身なのであり、わたしと同一人である」と言っていたけれどーー
二人の存在が互い足り得る。
そんな様に憧れました。