[でも、まだ本当に欲しいものが届かないから。早くってせがむようにシーツから離した手で志朗の腕を掴んだ。そのうちに、奥を押し上げるように動きが止まって体を震わせながらびくびくと腰を震わせる。赤い顔で堪えるように目を瞑って声を漏らす様を特等席で堪能させてもらう。ゴム越しでも熱さを感じる気がして受け入れている箇所がひくりと懲りずに疼くから。] はー……… 癖になりそ。[中でイくのも、それ以上にこいつが俺の中でこうやって果てる瞬間を見るのが。]