臨時医院にて
「承知した。イクリール殿……
この言葉が正しいかわからないが。健闘を祈る」
イクリールの言葉を聞き届けた少将は、
>>*40彼女のためにと護衛に兵を1名つけさせた。
>>*41足として貸せる乗り物は、現状残っていなかった。
ルヴァの反逆はすでに知られてはいるが、
ラサルハグの治療を頼む彼女の姿を見て
少将もイクリール同様思うところがあったのか、
明確な敵対行動を取るまでは様子見するつもりのようだ。
そのうちに夜が更けて伝令が届けば、
>>*26少将は王の新たな命令を
その場の兵たちに伝えるだろう。
>>*42 **