徹底的にやれ。一匹たりとも逃すな。 オレの民を害そうとしたことを 後悔しながら死んでいくがいい![ オレは率先して戦場に出向いて兵を率いた。 そして侵攻者どもを殺し続けた。 ああ、やはりいいものだ、なんて素晴らしいのだろう ──“殺してもいい敵”の死に顔、悲鳴、重なる死体! ] 今更命乞いか? そんな身体(・・・・・)で生きて何ができる![ 銃のほかに剣も使って敵を弄び慰んで殺していくオレを 見た者たちが何を思っていたのかなど、知らない。 オレは変われない。 ]