「好意を利用することが最低だと知っていた。しかし少年は、好き、という感情の正体を知らない。いつか言葉にしなかったままの曖昧な感情は、今も形を成さないままだ。>>*28だから少年は、何を考えるよりも、自分の願いを口にした。」ー 玉響に“なけ” ー 原作小説より一部抜粋