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[クロッキー帳を眺めながらとりとめなく感想やら言葉を交わす。
本当にとりとめのないことサ。
それなのにカラントは短くもちゃんと小気味よく返事を返してくれる。
そのリズムとテンポが心地いい。
ああ、好きだナァ。この時間――……。*]
―― 最終日の朝・スポーツジム ――
[朝からウザ絡みをしながら連絡先をねだってみせて。>>174
了承されればニッと笑って]
おう!そーこなくっちゃァナ!
これでまた船を降りてもウマイ酒が飲めるってモンよ。
えっ、しかも感想と絵までくれるのかい?
そりゃ嬉しいネェ!
最高にクールなヤツを頼むぜェ?
[端末を操作して連絡先の交換無事に終了!
やったゼ!なんて端末を見せてはまた笑って]
んじゃーアタイもひとっ走りするかネェ。
[準備運動を終えたらランニングマシーンで今日のノルマをこなそう。
カラントもトレーニングを再開するなら特に邪魔をするコトもないからお互いの距離感でルーティーンを消化していこうとするだろう。*]
[>>229そうしてルーティーンを中ほどまで消化した頃だろうか。
端末の着信でサンシアからの連絡を読む。>>218
これはいてもたってもいられないッ!
タオルをくれるペン太(命名)を横切り]
んじゃ!アタイは急用入ったから行くよ!
カラント、ナイスマッスル!!
[肩からタオルをかけて汗を拭く時間も惜しく、
アタイは廊下を疾走し──……]
……あ、なにも今大至急ってワケじゃないよね。
ふぅー……落ち着け、深呼吸シンコキュー。
[突っ走りそうになる心をなんとかなだめ。
ひとまずサンシアに返事を送ろう。
『ごめんトレーニングしてた!
マッハで着替えるからちょっと待ってて!』
それだけ送ってまた自室にダッシュ!
どこで話す?待ち合わせ場所は?
そんなコトも聞いておいたほうがよかったのだろうがアタイは止まらない!]
── 自室 ──
[大急ぎでシャワーを浴びて新しいライダースーツに着替える。
さあ、準備はできたぞドンと来い!
そうして再び端末にサンシア宛てにメールを送る。
『準備できた!
あ、時間。いつどこで会う?』
大急ぎでそれだけ送り、返事を待つ。*]
―― 時を少し戻したスポーツジム ――
[大急ぎで走り出そうとするアタイ。>>239
しかし、カラントも丁度ジムを出るところで>>240]
へへっ!お先ッ!
んじゃーまたねっ!!
[またなーと手を振るカラントに同じく手を振って。
ダッシュで追い越して慌ただしくその場を後にしたのだった。*]
―― 午前・自室にてサンシアと ――
[そわそわと部屋の中を歩き回っていると端末に返ってくる返信。>>251
思わず前のめりに確認。
部屋に来てくれるというなら即座に返事を
『分かった。待ってる』
短くそう送り、サンシアが来るまでの間。
妹は警護されている>>250ってコトは生きている。
それだけ分かっただけでも最悪な事態は想定しなくていいのだと不安の中にも安堵を感じていた。
そうしてサンシアが部屋に来てくれたなら、
来客用に用意された椅子を勧めて座ってと促す。
アタイはテーブルを挟んだ対面の椅子に腰かけた]
[そうして聞く妹の話。
妹が入院していると聞いて苦し気に顔を顰めつつ]
そう、か……あの子は入院して……、。
あ!あの男。あの男はどうしてるンだい?
警護してるって言っても名義上の夫なら……って、行方知れず?
なんてヤツだ。
妹をボロボロにしたくせ、
都合が悪くなったらトンズラってヤツかい。
まったく……!
でも、男がいないほうが妹も安全、か。
[会話の合間に男が行方知れずと聞けば、
呆れと怒りで語気を荒げつつも、ひとまずは妹の安全を喜ぼう]
[病院からの退院許可など難しいコトも悩ましい。
でも、明日になれば会えるのだ。
病院で妹の病状をちゃんと把握しよう。
そうして妹が話せる状態なら話をしよう。
そう希望を持ちながら、
手紙の話になれば頷いて最後の手紙以外の手紙も何通か見せよう。>>252]
ひとまずあの子からの手紙は持てるだけ持ってきてるよ。
もし今後、裁判なんてコトになっても証拠の一つにはなるかなってネ。
学がないなりにかき集めて持ってきたものサ。
[手紙には妹の筆跡で男に追い詰められていく日々が詳細に書かれていた。
トランクに詰め込まれたそれらを指で指し示しつつ]
[サンシアとサンシアの手配してくれた人々に感謝を示そう。
アタイが思ったよりも最大限のフォローをしてくれている。
これなら妹は大丈夫、と。
ほっ、とサンシアの言葉に安堵の吐息を吐いた]
ホントにありがとう……。
こんなに妹のために手を尽くしてくれるなんて、
なんてお礼を言ったらいいのか……、
……ってか、これってけっこー金がかかるんじゃ……?
え、ちょっと待って!そんなに使ったの!?
なンで言ってくれなかったんだい!?
払う、払うよォ。
友達にそこまで世話かけれないよォ……!
[アタイが大慌てでお金を返すと主張すれば、サンシアは折半でと>>217笑って言ってくれただろう]
[さすがはアタイのヒーロー。器が違う、なんて感心しつつ。
今後、お金が必要な場面は何度も出てくるだろう。
アタイも今まで働いてきた貯えはあったがそれでも全額は心もとない。
ここはサンシアの好意に甘えて折半でと受け入れようか]
じゃあ折半でお願いするよ。
それにしてもサンシアはすごいネェ……
もしかしたらアタイよりヒーロー適正があるかも知れないよ?
二人のヒーローが妹を救うために立ち上がる、か……。
もしかしたらコレで小説が一冊書けるかもしれないネェ?
[二人の女ヒーロー>>217。いい、なかなかに味がある。
そんなコトを思いつつ]
[ふにゃと笑うサンシアは可愛らしい、そして癒される。
サンシアの言葉>>253にアタイは笑顔で頷こう]
ああ、妹が見つかってホントによかった。
明日会えるのが待ち遠しいよ。
[サンシアが同行しないほうがいいのかと聞くなら、
アタイは即座に否定の意を示そう]
何言ってンだい!サンシアも来てくれるならアタイは歓迎するよ!
妹の容態が不安なのはあるけどサ。
アタイはサンシアに見届けてほしいと思うよ。
なんせここまで付き合ってくれた仲じゃないか。
[願わくばこの経験がサンシアの作品の糧になりますように。
そうして笑顔を見せて明日を指折り待ちわびよう。**]
―― 午後・礼拝堂 ――
[ショッピングモールを後にした後、一度スイッセスさんからの贈り物を自室に持ち帰り大事にトランクにしまっておく。
その後は妹の無事を祈るために礼拝堂を訪れる。
アタイは特に信仰深いワケではないが、
妹が入院していると聞いた今、妹のために祈りたくなったのだ。
1か月の船旅の中、初めて訪れる礼拝堂は綺麗な場所だった。
アタイは聖母像の前に跪き手を組んで祈りを捧げる。
――どうか妹が無事でありますように。
元気になりますように。
幸せになれますように。
また一緒に笑い合えますように。
しばらくそうして熱心に祈りを捧げていよう。**]
―― 余談・悪のヒーローの可能性についての考察 ――
[唐突だが、
「最初は悪の組織の幹部(表向きは大企業の社長)>>1:298として暗躍していた悪役が
ヒーローたちとの戦いを通して徐々にヒーローたちを手助けしたり>>1:345ピンチの時に颯爽と助けに来たり>>1:362
そうして最後にはヒーローたちと和解して子供たちに慕われる>>67>>68」
なんて悪のヒーローとかアタイは好きだ。
悪側からのヒーロー側への「光堕ち」は最高だ。
最初は悪役として登場するから視聴者の子供たちから露骨に嫌われるけど、だんだん味方になっていく過程で『実は病弱な妻や幼い子供がいる父親で今までの悪事は家族のため』とか隠された背景が明かされ始めた頃から徐々に子供たちが興味を持ち始められ、
『実はたまごボーロなどのお菓子を子供たちのために常に持っている』『子供とどう接していいか固まる』などの可愛いく不器用な一面から好きになっていく子が増加していきラスト付近ではみんな悪のヒーローを大好きになりスーツ姿のお父さんに『ヒーローゴーグルかけてー!』とおねだりする子供が続出する社会現象すら起こすほどの人気を得たりするのだ。
これだから悪のヒーロー沼は一度入ると抜けられない]
[ちなみにこの場合。>>1:346
悪のヒーローはスーツ姿だからこそ輝くのである。
そこに他のヒーローたちと一線を画す闇夜になびく漆黒のマントなんかだと最高にクールだと思う。
むしろ積極的にスーツ姿に漆黒のマントをなびかせてくれ!
――などと考察する日もあっただろう。**]
―― 礼拝堂 ――
[聖母像の前でしばらく祈りをささげていた所に。
ぺったんぺったんと近寄ってくるペン五郎。
差し出されたオシャレな紙袋の中には上品な小箱>>305
それとメッセージカード>>306を受け取る]
わぁ……!こいつァ……最高にクールだネェ。
[思わずそう呟いて白いリボンで結ばれた上品な小箱を見つめる。
誰からだろう?こんなに素敵なものをくれる人は。
今まで弟妹の世話と仕事ばかりの毎日で、
恋人や色気とはトンと縁がなく、
こんな女性らしい贈り物を貰うのは初めてだったから。
まるでプロポーズの時に指輪を入れる小箱みたいなソレにしばらく見惚れてしまっていた]
[送り主は誰だろうとメッセージカードを読んでみる。
どこか緊張を感じさせる筆跡。
グリーンのインクがそれを和らげるように鮮やかに。
そうして送り主が可愛い愛弟子からと知ると、まるで弟妹からプレゼントを貰えた時のように優しく目を細めて微笑んで。
文面から伝わるレットの愛情を嬉しく感じるのだ。
素直で生真面目で、そして大切なアタイの愛弟子。
小箱の中身がアクセサリーと分かればさっそく丁寧にリボンを解いて小箱を開く。
中に入っていたのはとても可愛らしいネックレス。>>304]
かっ……、カワイイ……!!
[思わずその可愛さに唸る。
儚げなほど繊細な金のチェーンの中で小粒のタフィーピンク。
可愛い、可愛すぎる……!しばし見惚れる]
[こんなに可愛らしくクールなネックレス。
それが似合う大人の女性だと、レットはアタイを思ってくれていたのか、と。
まだ子供のレットには高い買い物だっただろうとも思うと、そこまで大切に思ってもらっているのを実感できる。
そう思うと気恥ずかしくも自分を誇らしく思うのだ。
ライダースーツとの相性も考えて選んでくれたコトも嬉しい。
さっそくつけてみようと首からネックレスをかけ、しばらく胸元のタフィーピンクに手を添えていい弟子を持てたと感慨にふける]
あ、お礼の手紙……、は今は無理か。
[スイッセスさんの時は近くに文具店があったからその場でお礼の手紙を送るコトができた。
だが、あいにく礼拝堂には紙もペンもない。
すぐに返事を書くのは無理か、と。
去っていくペン五郎を名残惜しく見送る]
[船を降りるまでにお礼をしなければ、と。
しばしその場で感動の名残を噛みしめながら。
会えたならハグして頭を撫でてあげたい気分だ。
手紙なら、手紙ならそうだなァ――……
そんなコトを考えながら時間は過ぎていく。*]
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