星狩りの国-暁の街-


21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して


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望郷 グリーディア



  「私はグリーディアです。

   ホワイト・マーブルには……」


この問いに、今なら何て答えるのがいいだろう。
少しの逡巡、そうして


  「私に必要なものを探しに。」


   それが何かは、まだわからないけれど。
   少なくとも、地球に置いてきたものとは違うものを求めて。
 

(218) 2024/06/01(Sat) 02:14:52

望郷 グリーディア



  「シャムさんは、どうして?」


船に乗ろうとする前の考えを聞いて>>170
きっとどこだろうとこの人は変わらなさそうだと思うのに
敢えてホワイト・マーブルに行くことを選んだ、理由。
たくさんのそれをかき集めたくなった。*
 

(219) 2024/06/01(Sat) 02:15:07

小説家 サンシア

─ シアタールーム ─

[私の私見には肯定を返された>>211
けれど、代用品がいるならそれもいい、と
続けられた言葉は私の中には無かったものだったから
ちょっとだけ驚いて、傍らの彼の顔を見た。

代わりがいるならわざわざそこにいなくても構わないという、
悲観的とも取れる前置きから
代わりがいるおかげで、という言葉と
薄闇の中でも笑ったと分かる表情の変化を見届けてから]


 …代わりがいっぱいいるおかげで、か。
 そんな風に考えたこと無かったなぁ。

[むしろ、唯一無二で無ければ生き残れない。
そんな世界で戦うことを選んだ自覚でいた自分には、相容れないものではある。
でも、本当のところはどう在りたいか。
その言葉は、私にも大切なものだと思ったから]

(220) 2024/06/01(Sat) 03:44:49

小説家 サンシア


 でも、そうだね。


 私たちだって、
 代わりが沢山ある中から、
 変えられない物を
 好き好んで選んでるんだもん。


 …おんなじことだよねぇ。


[彼がクロッキー帳で示したように、
自分も手帳とペンを軽く振って見せて笑って
連絡先の交換と相成った訳だが]

(221) 2024/06/01(Sat) 03:52:49

小説家 サンシア


 住所はね、
 私が知って欲しかったから送ったの。

 此処だけでお付き合いを終わらせたくないっていう意思表示。
 

[誰彼構わず、なら悪用される心配もあるだろうけれど
近付きたいと言った自分から壁を外すべきだろうと思ったから連絡先だけじゃなく住所も送った。
これでカラントに騙されたとしても、自己責任だとも分かった上で]

 
 カラントさんも海が見えるとこなんだ。
 じゃあ、私とご近所さんかもしれないね。


[もしもに怯えるより、未来を楽しみにする方を選んだだけだと笑って、
自分も手首の端末を操作し新規の連絡先の登録を完了させた**]

(222) 2024/06/01(Sat) 03:55:28

小説家 サンシア、メモを貼った。

(A42) 2024/06/01(Sat) 03:56:48

社長 ツァリーヌ



[あるところに、ツァリーヌという少年がいた。
少年は、幼い頃から不思議に思っていたことがあった。
 
クリスマスのプレゼントは、大人からのプレゼントだし
みんながはしゃぐ遊園地は、物理法則の世界
きらびやかな飾り付けは、視界に映る映像情報

『自分』という一つの生命体の存続に
不要なものが世界にはあふれかえっているということ]

 

(223) 2024/06/01(Sat) 06:45:13

社長 ツァリーヌ


『何がそんなに面白いのだろう』
『何がそんなに心を揺さぶるのだろう』
『何故この人は泣いているのだろう』
『何故人は機械すら愛するのだろう』
『何故生きるのに無駄なことを人は尊ぶのだろう』

『なぜ私は』
 
 『君達と同じ気持ちを知ることができないのだろう』

(224) 2024/06/01(Sat) 06:50:54

社長 ツァリーヌ



幸いにして、
少年にはひとつだけ楽しいと思える趣味があった

それは論理と合理。
目の前で起こっている現象に対して
その原理を解明し、模倣すること。

社会も世界も人間さえも
その在り方と価値観と、場の流れに合わせれば
男は卒がなく世界を生きることができていた

(225) 2024/06/01(Sat) 06:56:27

社長 ツァリーヌ



…人類の合唱が世界ホールに響く
スポットライトの下、指揮棒を振る男は

ただひとり、
声を出さずとも共存して
そして、群衆を眺めることしかできなかった

(226) 2024/06/01(Sat) 07:00:05

社長 ツァリーヌ



   
   …ーーー4分33秒。

(227) 2024/06/01(Sat) 07:01:31

社長 ツァリーヌ

ー 対話の遊戯>>204>>205>>206>>207 ー

はは…勲章など、あったところで重たいだけだよ
きらびやかになったところで
結局のところ裸の王様と変わらん。
子供たちに、指を刺されて笑われて終わりさ。

[お相手のビショップの導線が開けたならば、
こちらはこん、と一つ歩兵を前に出す。
斜めに駆けてくるであろうビショップの導線のど真ん中。
それでいて、斜め後ろに伏兵の歩兵が潜むように。

あなたの駒を取りたいですと言わんばかりの見え見えの一手だが、その手への返答こそが、男の求めるものなのだ。
口角の上がる彼に>>205、こちらは視線だけで同意を返す。

窮極的に対称的な二人だが、
違いすぎることも、それもまた面白み
なんとも居心地のいいやり取り]

(228) 2024/06/01(Sat) 07:14:02

社長 ツァリーヌ


…宇宙工学か。
ホワイト・マーブルとのやり取りが盛んになって以降
我が社でも力を入れていた分野の一つだ。

生憎と、会ったことのない人間の顔は知らないが…
君の名を聞けばおそらく心当たりはあるだろう。

[そういいながら、ふと思い立ったように
男は懐から1枚の名刺をテーブルに置く。

Y&N Corp... 社長。
ここ最近では、地球と外惑星との交流事業にも
大きく手を伸ばしているため、その業界のものなら
名を聞くこともままあるだろう。
その手の研究者の中には、当然研究協力の依頼に
声をかけられるものも多かったはずだ
…この男が、それに該当するかは不明だが]

(229) 2024/06/01(Sat) 07:24:47

社長 ツァリーヌ


…時を渡れるなら、か。
夢があるな、それは

やり直しが効くならば、
  私は3年前に戻りたい

初めて子供が生まれたときに。
立ち会えなかったからな。

…そういう意味では、
君の研究は個人的に興味深いな

(230) 2024/06/01(Sat) 07:29:31

社長 ツァリーヌ


私がホワイト・マーブルにいくのは…
事業拡大のためだな。

渡航の目的に当たるのはそれになる。

[淡々と答える『目的』はあまりにありきたりな理由。
特に面白みもない答えであろうとは自分でもわかっている。
だが機械的に答えるならこうなる。]

…私には妻がいてね。
身体が弱くて、先にかの星に移住している。
それも、移住を決定した理由と言えよう。

彼女が…生きやすい世界があるなら、
私はそちらを優先する。

[と、ついでとばかりに話すのは、
男の根本にある価値観の話。優先すべきもの]

(231) 2024/06/01(Sat) 07:41:35

社長 ツァリーヌ


……人間という生き物は、
正直私とは違う生き物に見える。

しかして、それでも共にいることを
望みたくなることがある。

[そう言って、目を開く男の目は、少しばかり無機質だった。

人を学ぶ、人と生きる、それを当たり前とする。
それがこの男という生命体なのだと、青年へと伝える。
こういうところをさらけ出せるのも…ゲームの余興としてよい*]

(232) 2024/06/01(Sat) 07:46:55

社長 ツァリーヌ、メモを貼った。

(A43) 2024/06/01(Sat) 07:49:22

社長 ツァリーヌ

ー 現在:バーにて ー

…………。
……………………。

本日も異常なし…それにしても…
もう少しまともな記事を書けんのか?

[カタン、と電子端末をカウンターに置き、
透き通る緑色を喉に通す。

すう。とスッキリとした感覚が、
ほんの少しの不快感情を洗い流す。

記者の個人感情や推測などが交じると情報の価値が一気に下がってしまう。
人間の感情というものは、なかなかに厄介なものだと一つため息をつく]

(233) 2024/06/01(Sat) 08:14:45

社長 ツァリーヌ

…… ……
しかし、こういうものでも
『同じ視線』というもので捉えるとなると
なかなか難しいな……

[ちらり。正義の味方から授けられた
ヒーローグラスに目をやる。

子供たちと接するのに必要な『同じ視線』。
かのヒーローに授けられた叡智だが、
人間感情に対して虚ろに生きてきた男には、
それはどんなものか…正直、検討もつかない。

レット嬢にしたアドバイスが、
まさか自分に返ってくるとはついぞ思っていなかった。
『何もない』自分を受け入れきって、
世界と自分は違うものだと諦めきっていたのが、
まさかこんな形で逆転し、
『何もない』ことに思い悩むことになるとは]

(234) 2024/06/01(Sat) 08:26:46

社長 ツァリーヌ



…………


[試しに、もう一度カチャリと赤い視界を掛けてみる。
そのまま新聞に目を通す。やっぱり赤いままだった。

男は眉間にシワを寄せて、また1つ2つ思考する。
真っ黒な出で立ちなのもあいまって、
その様は怪しい秘密結社的なアレに見えるかもしれない**]

(235) 2024/06/01(Sat) 08:31:24

社長 ツァリーヌ、メモを貼った。

(A44) 2024/06/01(Sat) 08:32:35

有象無象 シャム

 
必要なものを探しに、か


[思ったよりも抽象的な答えが返ってきて>>218一瞬言葉に詰まった。]


グリーディア、君に必要なものは地球には存在しなかったということか?


[答えに返す一方で、逆に理由を聞かれれば>>219、うーん、とこちらも言葉を濁して考える。]


簡単に言えば、年を取ったから仕事を引退して、第二の人生を歩もうと心機一転評判のいい老人ホームを契約してやってきた、ってところだな
でもなあ
 

(236) 2024/06/01(Sat) 08:36:42

有象無象 シャム

[長年仕えてきた主人に暇を出された。
先に少しだけ発展したせいで、その後の世界全体での急成長に置いてきぼりを食らったような街で、親同士の縁もあって小さいころからずっと付き従っていた主人であり、幼馴染でもあった。

地方全体がそんな風に取り残された感じだったから、主人と、自分を含む付き従う仲間と共に、自身の身体一つ、口一つで生きてきた。
色んなことに巻き込まれ、しのぎを削り、危ないこともやったが、充実していた。

主人は立派な男だったし、古い地方において才覚もあった。
だがとうとう時代の波に飲まれた彼は、度重なる投資の失敗で築き上げたほとんどの人脈や財産を失ったころ、そこまで残った従者たちに盛大に退職金を払ったのち、だれにも言わずに古い車に乗っていったのを見られたのを最後にどこかに姿を消した。

取り残された自分たちが呆然とする中、仲間の一人に言われたのだ。
『あんたはもうどっちにしろ引退の時期だろ。
ホワイト・マーブルってとこに最近地球人向けの老人ホームができたらしいぞ。
今なら入所できるんじゃないか。
金にも困っちゃいないだろ。
ほらパンフレットだ。
"最新の宇宙航路で地球から1か月!""周辺環境を含め最新技術の粋を尽くした作り"ってな』]

(237) 2024/06/01(Sat) 08:38:55



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