星狩りの国-暁の街-


21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して


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有象無象 シャム

 
本当は俺は、ただやけになってここに来ただけかもしれないな


[どうしてその時仲間を殴り倒さなかったのだろうか。
今思えば、仲間だって自分を煽りに来ていた節もある。
けれども自分はその後機械的に施設あてに手付金を払い、大した荷物も持たずこの船に乗った。
きっと、疲れていたのだろう。]


歳だな


[はあ、と前髪を軽く掻いて目の前の若きグリーディアに微笑んだ。]

(238) 2024/06/01(Sat) 08:40:24

有象無象 シャム

 
グリーディア、よく考えて生きるといい
よく考えられるのは若者の特権だ
そういうのは、知識や経験とはまた別のところにある
爺さんになってつくづくそう思うよ
全く、年は取りたくないものだ


[さて、と呟くと小脇に抱えた本を一度抱えなおす。]
 

『必要なもの』も、きっと君になら見つけることができるだろうな
よい旅を、グリーディア


[何事もなければ、グリーディアに軽く手を振って、再び庭園へと向かおうとするだろう]**

(239) 2024/06/01(Sat) 08:42:42

曇硝子 スイッセス

――カフェ――

[私とアーネストがタッグを組んで悪者(※船のスタッフ?)をニンジャ・カラテで蹴散らすとしたら、どんなシーンであろう。口には出さぬが私の脳内には映画のワンシーンが展開される。>>161

フルフェイスヘルメットの謎のヒーローと、老齢なカフェマスターがぐるりと周囲を囲まれている。二人は背中を合わせ互いの弱点を護りながらニンジャ・カラテの構えを取る。

絶体絶命のピンチだ。

アーネストに襲い掛かる悪者!
私はキェェェェェという威嚇の声と共にそれを投げ飛ばす!
彼女はその隙をついて別の悪者にライダーキック!
阿吽の呼吸で二人は演武のように華麗に舞っては悪者を一人、また一人と倒していく…。最早敵う者なし。]

(240) 2024/06/01(Sat) 10:11:06

曇硝子 スイッセス

[うーん、素晴らしく面白い痛快活劇だが、私と彼女はその晩船内の牢屋で臭い飯を食べることになるだろう。…合掌。

彼女と話していると、こんな風につい楽しい想像が働いてしまう。
ホワイト・マーブルでも仕事を続けると言うのに私は心から喜んだ。

私の記憶に彼女が――この船内での記憶が残るかは、消去の塩梅による。
初期化であれば私は十年前に戻るので全てを忘れるだろう。
ドロシーに関する記憶を部分的に消されるのであれば、私は彼女を覚えていられるだろう。

どちらであってもきっと。
ホワイト・マーブルでの私の居住に彼女のサインが燦然と輝くのは決まっていることだが。]>>160

(241) 2024/06/01(Sat) 10:11:47

曇硝子 スイッセス

[人の人生は悲喜交交だ。楽しく笑っているだけで過ごせる人は稀有な存在だと言い切れる。
良い人も悪い人もいるから、その出逢いによって左右されるのは当たり前のことだ。しかしそれをままならない、と表現するアーネストの気持ちは汲める。

ビューが不幸に陥った、巻き込まれたことは何もアーネストの責任ではない。世の中に悪が存在することも彼女が謝る事でもないのに。

それでも彼女は優しさを溢れさせて。
どうしようもない事にも嘆き、怒り、悔しむ。
アーネストはそんな女性だ。

とても、とても人らしく熱い。
焼いた鉄のようであり、しなやかな竹のようだ。]

(242) 2024/06/01(Sat) 10:12:53

曇硝子 スイッセス

  …それなら、良かったです。
  でも。

[話して心の重みが軽くなったのはあるのだろう。私が何かしたという事でなくとも。彼女の口調は明るくなった。しかし、私はゴーグルの奥、彼女の瞳に滲んだ僅かな水滴を見逃さなかった。>>164

カウンター内にいる私は上体を前のめりにして、手を延ばした。
座っている彼女の頭の上にそれは届くだろうか。
願わくば、その頭を撫でてあげたい。]

(243) 2024/06/01(Sat) 10:13:21

曇硝子 スイッセス

  貴女はとても立派で素敵だけど。
  頑張りすぎて疲れてたり、怖くなったり、不安になったら。
  誰かを頼ってもいいんですからね。
  …泣いても、いいんですからね。

[こんな時、私が彼女の本当のおじいちゃんになれるならどんなにいいかとすら思った。勿論、彼女を支える他の人がいてくれるなら、それに越したことはない。
ヒーローはヒーローであって欲しいが、孤独に戦っては欲しくない。私の想いはそれだけ。

少しぬるめの珈琲を彼女は喜んで口にしてくれた。本当に猫舌なのか、私を気遣いそう言ってくれたのかまでは、CPUでも判断は出来ない。>>165

私は口元を緩めた。]

(244) 2024/06/01(Sat) 10:14:19

曇硝子 スイッセス

[刻は過ぎていく。静かに、残酷に、優しく。

それでも「今」が存在したことは変わらない事実だ。
窓の外を過ぎ行く羊たちだって見えなくなってもいなくなりはしない。

――だから嘆くことなんて何もないのである。]**

(245) 2024/06/01(Sat) 10:15:09

曇硝子 スイッセス、メモを貼った。

(A45) 2024/06/01(Sat) 10:17:52

かたわれ リーン

─キッチン・コラーダ─

[どうやらわたしがここでクッキーを作っていたのは赦されたようでした>>209 思い出の味、という言葉に、記憶が呼び覚まされて、わたしは話します]

……姉や、母と。一緒によく作ったんです。まだ小さい頃の話ですけど。

[懐かしそうに目を細め、わたしは片付けを続けるでしょう。あの頃の思い出の味。
ひとり減って、ふたり減っても、わたしはまだ作り続けている]



[空の色の話には、なにかコラーダさんの考えがあるようでした>>210。予想してしまったものがある、だけど予想なんてしないほうが良かったのかも、と彼は言います。]

そうですか…

[わたしは少し考えます。ここで聞くべきなのか否かを。普通の人にとってはなんともない選択肢だったのかもしれませんが、わたしにとっては少しだけ重い選択肢でした。

……………先入観。他者の意見、見方というのは、時には強い影響力を与えるものだから。]

(246) 2024/06/01(Sat) 10:31:16

かたわれ リーン

…わたし、地球と同じで青いのかなあ、とか、やっぱり白いのかなあとか。宇宙でみる空と同じように、黒いのかなあとか、でももしかしたら全然違う色に見えるのかも、だとか。

予想すら、ぜんぜんつかないんです。

コラーダさんの予想、すごく気になりますけど、
やっぱりわたし、明後日を楽しみに待ってみようかなと思います

でもその代わり、向こうに着いたら。
予想と合ってたかどうか、ぜひ教えてください。

[わたしが出した答えは“否”でした。否を出したわたしが微笑むと、オーブンが焼き上がりを告げてくれました。]

(247) 2024/06/01(Sat) 10:31:38

かたわれ リーン

[わたしはコラーダさんがどんな人生を生きてきたのか、知りません。だからその方向性は全然違えども、どこか似たところがあることも、わたしはまだ、知りません。
誰かからの悪評>>201。わたしへの風評>>65

だからこれはクッキーを冷ましながらの、わたしの独り言です。]

……誰かが、空の色は絶対に青い、って言ったなら
“理由”や”根拠”が確たるものであるほど、人はそれを信じてしまうんです。
空の色も、“誰かに対する評価”も同じ。

…たとえば、誰かと比べて劣っているからかわいそうだとか
…たとえば、家族を失ってかわいそうだとか

本人や、親しい周りが決してそう思っていなかったとしても
“あの子は可哀想な子”だと言われ続ける

幸せに、前を向いて生きようとしても、どうしたってレッテルや枠組みが付きまといます。
…それを、どうってことない、って言えるくらい強ければ。いいんですけどね。

[クッキーは少し、冷めたでしょうか]

(248) 2024/06/01(Sat) 10:31:52

かたわれ リーン

空も。今多分、コラーダさんが「絶対に青いよ」って言ったら
わたしは信じてしまうと思います。
信じた結果空を見て、やっぱりって思うのか、がっかりするのか
なんかどちらも、違うなって思って。

……クッキーも、

[むかしから作り慣れたクッキー。材料に一切間違いはない]

見てください、このクッキー、
塩をいっぱい入れたのでとってもしょっぱいんです。

…なんて自信満々に言ったら、なんとなく信じちゃいませんか?

[そうしてほかほかとまだ温かい、甘くて美味しいクッキーを口に入れました。おひとつどうぞ? *]

(249) 2024/06/01(Sat) 10:32:04

かたわれ リーン、メモを貼った。

(A46) 2024/06/01(Sat) 10:34:38

曇硝子 スイッセス

――スイッセスの手記3――

[ドロシーを可愛いと感じるようになったのは何時からか。

少女のようにキスをねだり、自分でしてくれと言ったのに照れる彼女に。
自然や動物を愛し、それらに出逢うとはしゃいで走り出す彼女に。
美味しいものを食べるとほっぺをおさえて目をキラキラさせる彼女に。
『どうせなら貴方を若い頃のイケメン姿で造って貰えば良かったかしら?
…でも、私がおばあちゃんだものね?』なんて言いながら笑う彼女に。

心がときめくようになったのは何時からだろう。

心。私は造られた存在だ。脳に当たる場所にあるのはCPUである。
記憶はデータである。反応は計算の結果であるといえばそうだ。

私はスイッセスの遺る全てを受け継いでいる。
彼はドロシーを深く、強く愛していた。
大切に思っていた。]

(250) 2024/06/01(Sat) 10:46:14

曇硝子 スイッセス

[私はそれを模しているだけだろうか。
ドロシーと過ごす内、私は様々な事を感じた、思った。

それは、私自身のものなのか、スイッセスのものなのか。
…私にはわからない。

ただこの胸を焦がす想いを誰かが否定するのならば、
スイッセスの名誉において言おう。これは本当の愛だと。]

(251) 2024/06/01(Sat) 10:46:56

曇硝子 スイッセス

[ドロシーと私は平穏で平凡な、幸せな日々を過ごした。
毎日の他愛ない出来事が全て宝物だ。

私はアンドロイドなので、十年の歳月を経ても歳を取らない。
しかしドロシーは人として当然のように老いていく。

何もないのに躓くようになった。
物忘れが酷くなった。
食欲が減った。
髪は真っ白になった。

あげつらねたらきりがない変化。段々とベッドから起きるのが困難になったドロシーの髪を撫で、手を握りながら私は過ごすようになる。]

(252) 2024/06/01(Sat) 10:47:34

曇硝子 スイッセス

[『お父さんにはね、私より先に絶対死なないでって頼んだのよ?
それなのにあの人ったら約束を違えて。酷い人よね。
私を残して逝ってしまうなんて。』

その愚痴は勿論憎まれ口でしかない。亡き夫への愛情故の言葉だ。
話しながら咳き込んでしまったドロシーの背を私は優しく擦る。

『ごめんなさい、私もう長くないみたい。』

彼女がそう口にしなくても、私は知っていた。
医療ロボットほど正確に全てを把握できるわけではないが、延命の治療を受けなかった彼女の命の灯が消えようとしていることを、呼吸、脈拍、心音、肌の状態などから把握していた。]

(253) 2024/06/01(Sat) 10:48:04

曇硝子 スイッセス

[私はドロシーを慰める為に造られたアンドロイドだ。
だから、彼女が私を残して逝く事を詫びる必要はないのだが。

しかしドロシーは、死ぬことがない私の今後を心配しているようだ。

『私と息子のマイケルはそりが合わなくてね。血が繋がっていても…人ってそういう事があるの。
当たり前よね、だって夫婦は血の繋がりなんてないけど家族になるのだから、結局人って個人の相性なんじゃないかしら?と私は思うのよ。

でもね、だからってマイケルが嫌いなわけじゃないの。
考えが合わなくても、私は息子を大切に思っている。』]

(254) 2024/06/01(Sat) 10:48:38

曇硝子 スイッセス

[『スイッセス。愛しいあなた。

私が亡くなったらあなたはマイケルのものになるわ。
どうか私の代わりに息子を見守って頂戴。
マイケルがあなたを粗雑に扱わないようにはお願いしておくからね。』

彼女の瞳から零れた涙は透明で美しい。
私は顎を上下させて力強く頷く。

――彼女が静かに息を引き取ったのはその少し後であった。]

(255) 2024/06/01(Sat) 10:49:07

望郷 グリーディア


必要なものがなかったかと問われれば、それには首を振る。
この船に持ち込んだのはトランクケースふたつ。
その中身はごくごく普通の旅行用のもので、移住には足りないだろう。
だから私は客室を取るときに一番小さなもので選んだし、
持ち込むときの手間なんてそうなかった。


  「いえ……必要なものばかりで、
   それがいずれ無くなってしまうのが、怖かったんだわ。」


一番時間を共にした姉という存在は、
アンドロイドだから、その役目を終えたから、居なくなった。

私が処分したわけじゃない。
私が処分していいと思ったわけじゃない。

でも、そうやって勝手になくなってしまう大切なものが怖くなった。
 

(256) 2024/06/01(Sat) 11:03:06

望郷 グリーディア


目の前の彼の年齢を考えれば仕事を引退>>236というのはそうかもしれない。
中にはこれからもバリバリ働く人もいるのでしょうけれど、
古い土地でやってきた>>170というのだから、
余生を楽しむのに新しい場所というのは良いのかもしれないけれど……

でも、第二の人生に最新技術なんて>>170と思っていたところを選んだのは、
それこそ"やけ"になっていたのかもしれないのね>>238

   私も、そうだから、その気持ちがなんとなくわかるかも。
   後悔先に立たずってよく言うわよね。
   でもその時に出来ることの結果が今だっていうなら、
   そうするしかなかったのよ、私も、シャムさんも。
 

(257) 2024/06/01(Sat) 11:03:18



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