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21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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…亡くなったご家族はきっと、
貴女の行く末を心配しているでしょう、天国で。
幸せを願っているでしょう。
だからもし、その時が来たら。
…失う事を畏れるよりも、得ることに喜びを感じて。
幸せになってほしいなと、私は思います。
[彼女に寄り添えたか、どうか。私は常に自信がない。
ただ精一杯、想いを込めてそう言葉を贈った。]*
(223) 2024/06/03(Mon) 00:32:18
![](img/flag.png)
―― とある日のシアタールーム。カラントと ――
そーだよなっ!やっぱライダーってカッコイイよな!
やっぱカラントも分かるか、この良さが。
[ライダーの良さをカラントから聞けば、>>171
膝を抱えて拗ねていたのも忘れて瞳を輝かせてライダー愛を語る。
やっぱり好きなものをのびのび話せる時間はいい。
好みの比重もまた会話のスパイスだ。
しかし油断は禁物!コイツ飄々としつつも観察眼の鋭いヤツである。
ほら!今だって短い言葉で鋭く斬ってく!>>172]
(224) 2024/06/03(Mon) 00:33:13
![](img/flag.png)
曇硝子 スイッセスは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A58) 2024/06/03(Mon) 00:33:33
[これもあのクロッキー帳での描写にヒミツがあるのか?
などと無駄にクロッキー帳を見る熱意を秘かに燃やしつつ]
ああ、そーしな、そーしナ!
まったく、改まって何を言うかと思ったら……
[こっちが照れで悶えてるのをさらっと笑うカラント。
そーゆートコだぞッ!!!!
頭を押さえてやれやれだゼと溜息一つ。
熱いアタイを軽く受け流すカラントとの攻防。
それは存外に居心地のいい友との交流の形の一つだ]
(225) 2024/06/03(Mon) 00:34:25
![](img/flag.png)
[クロッキー帳を見せてくれるなら瞳を輝かせ。>>173
ぱらぱらと眺めているとバイクの話になる。
質問されればアタイはクロッキー帳の鑑賞料も兼ねて自分の感覚でバイクの魅力を語ろうか]
振動はさー、バイクによって変わるよ。
アタイは重量系が多いんだけどサ。
乗ってすぐのエンジン始動中はバルルルルって暴れ馬がアップを始めたみたいな、バイクが目覚めたみたいな感覚を全身で感じるんだ。
慣れてくるとうるさく感じてたエンジン音が聞こえなくなる感じがあるネェ、なんかバイクと一体になったみたいな?そんな感覚!
んでー曲がる時は外側にぐわーって引っ張られる力みたいなのがあって、でもその力に身を委ねるとわりとスムーズにバイクが動くンだ。
あーいいね、バイク!
船を降りたらまたかっ飛ばしたくなってきたよ。
[うきうきとバイクの話を熱弁してたら、バイクのラフ画の横にメモとか書いてる!
え、なにそれかっこいい。プロか?(何の?)
そう思いながらクロッキー帳を眺めている]
(226) 2024/06/03(Mon) 00:36:02
![](img/flag.png)
[クロッキー帳を眺めながらとりとめなく感想やら言葉を交わす。
本当にとりとめのないことサ。
それなのにカラントは短くもちゃんと小気味よく返事を返してくれる。
そのリズムとテンポが心地いい。
ああ、好きだナァ。この時間――……。*]
(227) 2024/06/03(Mon) 00:36:44
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―― 最終日の朝・スポーツジム ――
[朝からウザ絡みをしながら連絡先をねだってみせて。>>174
了承されればニッと笑って]
おう!そーこなくっちゃァナ!
これでまた船を降りてもウマイ酒が飲めるってモンよ。
えっ、しかも感想と絵までくれるのかい?
そりゃ嬉しいネェ!
最高にクールなヤツを頼むぜェ?
[端末を操作して連絡先の交換無事に終了!
やったゼ!なんて端末を見せてはまた笑って]
(228) 2024/06/03(Mon) 00:37:59
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んじゃーアタイもひとっ走りするかネェ。
[準備運動を終えたらランニングマシーンで今日のノルマをこなそう。
カラントもトレーニングを再開するなら特に邪魔をするコトもないからお互いの距離感でルーティーンを消化していこうとするだろう。*]
(229) 2024/06/03(Mon) 00:38:45
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[アーネストからの返信は何時入ったか、
男の所在は調査中だが、そんなのは後で幾らでも時間を掛けたっていいのだ。
妹さんの所在と、入院中とはいえ無事が分かったことが喜ばしく
アーネストさんと調査会社からの連絡と明日の段取りを話し終えた後は
今出来ることはもう思い浮かばなかったから、
船の中での残り少ない時間を楽しむ気持ちに切り替えた。
先ずはスポーツジムに行って一時間程トレーニングをしてシャワーで汗を流し。
食事にしようとは思ったのだけれど、
なんだか空腹ともなんとも言えない感覚だったので
食堂ではなく、カフェで軽食を頼むことにした]
(230) 2024/06/03(Mon) 00:52:01
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─ 日中・カフェ ─
えーと、ハムサンドと
あとは…オレンジジュースをお願いします。
[席につき、注文を聞きにきた給仕係にお願いをしたのは
一口サイズにカットされたサンドイッチと、
少し悩んでオレンジジュースを頼んだ。
此処や食堂で良く漂ってきた香りがあれば、
それを頼もうと思ったのだけれど、今は無かったから]
…そういえば。
あの珈琲の香りとも、お別れになるのか。
[その香りを漂わせていた人…厳密にはアンドロイドだけど、
その人とは挨拶も含め何度か言葉を交わしたことはある。
ただ実は、自己紹介だけはしていない。
一番最初に会った時
その人が持っている本を、見てしまったから]
(231) 2024/06/03(Mon) 00:52:42
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[あの時はまだ船に乗ったばかりで、
どんな人達がいるのかとか、一か月どうやって過ごそうかとか。
出したばかりの、初めて曾祖父と同じ土俵で戦うことになった本が
どんな風に受け取られるだろうとか、不安しか無くて。
そんな中、年配の男性がまさか持っているなんて思わなかったから
つい、名を名乗ることを躊躇ってしまったのだ。
そうして、名前を言うタイミングが見つけられないまま今日まで来てしまったけれど]
……せめて、お礼だけでも
言いたいんだけどなぁ。
[遠目でもわかるくらい、
一枚、一枚。頁を捲る指の動きは早くは無く、
けれど止まることも無く、読み耽ってくれていた。
あれだけ集中して読んでくれていたのだ、
彼が私の本をどう思ったかなんて、聞かなくたって分かる。
ありがとうと、どれだけ言葉を尽くしても足りない位に
私の世界を愛してくれたのだろうと**]
(232) 2024/06/03(Mon) 00:53:11
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― いつかの:サンシアさんと ―
誰かの心の支えになれるのって良いな
凄く素敵な仕事で、なんだかカッコいい
[目を細め、視線は何処か遠く。宇宙の向こう側に存在するであろう、見えない誰かを眺めるように。
まるで一冊の手紙を書いているよう。>>191>>192
誰か宛の其れは、最初は彼女宛だったとは自分の知りえない事なのだが、>>1:334
自分に出来ない事が出来る彼女を純粋にカッコいいと思った。
カッコイイの使い方がおかしい?そうかもね。]
(233) 2024/06/03(Mon) 00:54:49
![](img/flag.png)
小説家 サンシアは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A59) 2024/06/03(Mon) 00:55:35
そうだね、
何時までも傍にいて欲しいもん
[それは物語の中の登場人物の話。
本のページが終わったとしても、主人公の物語はまだ続いて行く。>>193
だからこそ、何時までも読者の隣で生き、歩み続ける事が出来るのかもしれない。]
冒険が終わったって、思いたくない
標で居てほしい
そんな、感じ?
[誰かの歩む人生の道筋、永遠の灯台のようにその物語が輝くのなら。
筆者が語る想いに目を閉じる。
彼女の本が船内図書にある事を知れば、喜んで借りに行っただろう。
もしかしたら貸し出し中>>187だったかも知れないけれど、船旅はまだ長い。本の予約表に自分の名前を入れ、それを待つ時間さえも楽しみと感じてた。*]
(234) 2024/06/03(Mon) 00:55:58
![](img/flag.png)
小説家 サンシアは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A60) 2024/06/03(Mon) 00:56:20
― いつかの自室:明日と言う日を迎える前に ―
[私は、考える。
私が知らない、私が地球に残して来たものを。
『何もない』と嘆いた私をそのままにしたくなくて、今日も考える。
考える事を諦めて捨ててしまえば、本当に独りぼっちになってしまう事を教えてもらったから。>>0:173]
(235) 2024/06/03(Mon) 01:03:01
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[置いて来た物って何?
最初に思いつくのは、ハイスクールで出来た友達。
けれど彼女らは私が勝手に友達と思って居るだけで、皆の中での私は沢山居る同級生の中の一人なのかもしれない。
それって凄く寂しいよ。
次に思いつくのは、土地に根付いた思い出。
母さんと歩いた散歩道は、私の内に記憶こそ残れど、土地開発でとうの昔に無くなってしまった。>>0:199
日々を過ごした自宅は既に空っぽで、家具の無いがらんとした空間には、何の感想も抱けなかった。
他は?他にはもう無い。
でも、ああそうだ、
それともう一つ、]
(236) 2024/06/03(Mon) 01:03:46
![](img/flag.png)
「父さん」
[自室で一人縮こまり、ぽたりと涙をこぼす。
それは、無かった事にしたかった記憶。
消し去りたかった思い出。
私が地球に残してきた、向かい合うべき小さなトラウマ。]
(237) 2024/06/03(Mon) 01:04:08
![](img/flag.png)
[私にとって、父さんって何?
生前の彼の思考や言語パターンを学習させた、素人作りの粗雑なAI。
会話パターンは早々に底をつき、既に同じような話題しか口にしない彼。
アルバムの中の顔と瓜二つの、歳を取らない頭部ホログラムの彼。
生前の父さんが、一瞬の流行りから来る道楽で作った、暇つぶしの道具。
私の中で最初から幽霊だったヒト。
私の心を幽霊にしたモノ。
私思うの、私も父さんと同じ、]
わたしも、何かを再現した、
壊れかけのAIなんじゃないかって…!
[堪え切れなくなった私は、スラックスの両脚を強く抱きしめながら、ベッドの上で言葉を吐き出す。
違う、私は生身の人間だ。それぐらい分かっている。
けれど思わずにはいられなかった。]
(-42) 2024/06/03(Mon) 01:05:00
でも分かったの
私、スーさんと…、
……スイッセスさんと話して知った
[人じゃなくても愛を抱ける事。生身の脳が無くとも人を大切に思える事。
お互いが大切な関係で居られる事。]
私、父さんの事、好きだったよ
[私、父さんに愛されてた。
たとえ彼が生身でなくとも私はキチンと愛されていて、そうして二度、父さんを弔ったんだ。
AIである彼の「愛している」の言葉を、私は今まで無かった事にしてしまっていた。]
私、無くしちゃう所だった
ごめんね、父さん
[例え目の前でエラーを吐き、ザリザリと無残に崩れていく何かであったとしても、彼は私の父さんだった。]
(-43) 2024/06/03(Mon) 01:05:22
[一か月と言う長くて短い旅の中、私は大切なモノを沢山見つけられた。
だから、もういいの。私は此処にいるから。
例え幽霊でもいい。
私は私、レット・レジストルと言う個体になれた。
さよなら、「父さん」
私は貴方を弔い、故郷である地球に置いて行きます。
けれど貴方から貰った「愛してる」の言葉だけは、ずうっと大切にするから。]
ばいばい
[私が地球で存在した証は此処に。
私は私の輪郭をなぞる。
レット・レジストルと言う存在は沢山の物で構成されていて、そのどれもが欠けてはならない物。
私が「リベルテ」と言う宇宙船で存在した証は此処に、沢山、沢山、溢れんばかりに。
私は私の連続性を得る。地続きのソレに安堵する。
良かった、私、ちゃんと此処に居たんだ。
ありがとう。**]
(238) 2024/06/03(Mon) 01:06:14
![](img/flag.png)
[>>229そうしてルーティーンを中ほどまで消化した頃だろうか。
端末の着信でサンシアからの連絡を読む。>>218
これはいてもたってもいられないッ!
タオルをくれるペン太(命名)を横切り]
んじゃ!アタイは急用入ったから行くよ!
カラント、ナイスマッスル!!
[肩からタオルをかけて汗を拭く時間も惜しく、
アタイは廊下を疾走し──……]
(239) 2024/06/03(Mon) 01:07:14
![](img/flag.png)
―― 最終日の朝・スポーツジム ――
こうして口にしてりゃお互いやることやってるってわかるだろ。
[紹介するにはスタントマンとして仕事をする必要があるし、俺も絵を描き続ける。船内であったときと同じようなものだ。
仮に今やってることが嫌になってもその時は喋っているだろうしな。
そうして無事に連絡先の交換も終えて、屈託ない笑顔のアーネスト>>228へと、そうだな。と同意するように笑って]
ぁあ、きつくても磨き上げてく時間の始まりだ。
[ノルマをこなしにいくアーネスト>>229に、自分もまた淡々と、ロードバイクを漕ぎ出す。
船旅が終わりではない友人へと、先に来ていた自分ははやめにノルマを終えて、またなーと手を振ってスポーツジムを後にした*]
(240) 2024/06/03(Mon) 01:07:29
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