星狩りの国-暁の街-


21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して


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さすらいのライダー アーネスト、メモを貼った。

(A58) 2024/06/01(Sat) 19:27:48

渡航者 カラント、メモを貼った。

(A59) 2024/06/01(Sat) 19:29:30

社長 ツァリーヌ

ー 回想・バーにて ー

[赤いゴーグルのまま、電子端末を操り新聞を再度読む。
視界が真っ赤になっただけで、別に内容に変化はない。
当然読み解く内容、分析結果も変わらない。

追加注文した*トム・コリンズ*を片手に読み進めていくが
特に心情に変化は見られなかった。

変化はそう。
男の座る姿がこれから世界を混沌に陥れる
悪の組織の幹部然としたそれになっていること。
指先で電子端末の表面に触れ、つうっと操作し、
タンっと決定キーをタップする様は、
街に超凶悪爆弾を落とすスイッチを押したかのよう

無表情の悪の幹部は、
人にこの姿が見られているとは微塵も思っていなかった]

(298) 2024/06/01(Sat) 19:41:05

社長 ツァリーヌ


……ん?

[…しかし、ふと。
どこからか小さな物音に、>>294
悪の幹部はピクリと顔を上げる。]
 

(299) 2024/06/01(Sat) 19:47:00

社長 ツァリーヌ




誰だ。そこにいるのは



[端末の電源を落とし、懐にしまう。
そして、声のした方に、一歩、また一歩。
ズンズンとその巨体が近づき……
首を左右に傾け、誰かいないかをじっと見つめる…。

アーネストが隠れる柱の影に…
迫るハンター…あと一歩…二歩…もうすぐそこに…]

(300) 2024/06/01(Sat) 19:47:10

社長 ツァリーヌ


…気のせいか?


[しかし、あと一歩というところで男は追跡をやめた。
赤い視界だったのが影響し、
どうやら同色に近いアーネストには気づかなかったようだ。

なにを警戒していたのだろう。
別にメガネをかけて新聞を読むことが恥ずかしいわけもあるまいし…と思いつつ、男はゴーグルを外してそっと胸ポケットにかける。そろそろ気分転換に、別のところに行こう。と

そういうわけで、男はアーネストの隠れる柱をスルーして、
展望施設へと向かうのであった…>>290

うまく 撒いたようだ…(ナレーション)**]

(301) 2024/06/01(Sat) 19:50:48

望郷 グリーディア


    ── ?? ──


リーリア姉さんは私にたくさんの物をくれた。
それは感性であり知性であり、

                そして

 

(302) 2024/06/01(Sat) 19:52:02

望郷 グリーディア



     深い、愛だった。

 

(303) 2024/06/01(Sat) 19:52:26

望郷 グリーディア


連れ立って歩くあの摩天楼の間。
いつだって手を繋いで逸れない様にと笑ってる。

枯れない笑みで私を呼んで、
私のために笑ってる。


私はそれに笑って返す。

 

(304) 2024/06/01(Sat) 19:52:47

望郷 グリーディア



大好きだった、リーリア姉さん。
望郷する、私の"故郷"。*

 

(305) 2024/06/01(Sat) 19:53:05

望郷 グリーディア


    ── 図書館 ──

時間を潰すために、ひとり物思いに耽りたくて、

           オズの魔法使いを捲っている。*

 

(306) 2024/06/01(Sat) 19:53:11

社長 ツァリーヌ、メモを貼った。

(A60) 2024/06/01(Sat) 19:53:17

曇硝子 スイッセス

――いつかの食堂エリア・レットと――

[珈琲を淹れる古めかしい道具を珍しがる人は少なくない。しかし彼女みたいに、まるで手品でも眺めるように興味津々に見て貰えると此方も嬉しいものだ。
素直に未知へ手を延ばす姿は、後に恋について質問する姿勢にも共通している。要するに、彼女はとても自分に素直で探求心に満ちている、という事。>>281

もし私が魔法使いであるのなら、彼女に魔法を掛けたかもしれない。
恋を知ることが出来るおまじないを。]

(307) 2024/06/01(Sat) 20:08:44

曇硝子 スイッセス

[私の話を聞いた彼女はまた、感じたままの言葉なのだろうと思われる感想を述べた。勿論それは私にとって嬉しいもの。

私は何か明確な答えを示せたわけではないから、彼女が考え込んでしまうのも至極当たり前だった。>>285
でもきっとそれでいい。答えを見つけるのは彼女自身であるべきだ。
恋とは何か。そこに万人共通の答えなんかない。
彼女が見つける答えこそ、彼女に必要な答えなのだから。]

  …ええ。切ない恋、辛い恋も
  世の中には存在しますが。

  それでも一度、雨に濡れてみるのも良いですよ。

(308) 2024/06/01(Sat) 20:09:26

曇硝子 スイッセス

[若者は自分の意思で何かを決める、選ぶ事を好む。自分の意思とは関係なく動いてしまう運命、失ってしまうものを畏れたりする。
そういう事を全て。万物を受け入れられるようになるのは、長い人生で色々な経験を経た後だ、大抵は。
アンドロイドであり十年しか私は生きていないけれど、スイッセスがそういう境地に至り、亡くなっていったのを私は知っている。

そして彼女は、一つの答えに至ったのであろうか。または、何かとっかかりを得たのだろうか。

雲の隙間から射す光が照らすように、彼女の表情は明るくなったように見えた。
私は胸を撫でおろす。]>>286

(309) 2024/06/01(Sat) 20:10:51

曇硝子 スイッセス

[見えない陽光は彼女の頬をも染めたのかもしれない。
そのほんのりした桜色、遠慮がちに持ち上げられた目線に私はぱちりと瞬きをし。]>>287


   ……レットさん。
   可愛らしいお名前ですね。

   私はスイッセス・サイフォン。
   呼び捨てでも、さんづけでも、
   すーちゃんでも。
   お好きに呼んで下さいね。

(310) 2024/06/01(Sat) 20:11:53

曇硝子 スイッセス

[口にすると弾むような響きがあった。私は破顔する。
彼女の「また来たい」という言葉に私が二つ返事に頷いたのは言うまでもなく。

彼女が去った後に私はふと思う。あれ?アンドロイドだと私は名乗ったであろうか?

…会話ログの確認。名乗っていない!(驚愕)

数日後に彼女と逢った時「すみません、伝えたつもりでしたが言っていませんでした。私はアンドロイドです。騙すつもりはなく…申し訳ないです。」と言いながら何度も謝ったことは、彼女と私の良い思い出の一つかもしれない。]**

(311) 2024/06/01(Sat) 20:12:49

曇硝子 スイッセス、メモを貼った。

(A61) 2024/06/01(Sat) 20:14:47

さすらいのライダー アーネスト

―― 回想・バーの入り口付近・柱の影 ――
[もしここでアタイが飛び出したらどうなるだろう?
 震えながらもふと過る想像――。>>298


 『追い詰めたぞ悪の幹部の無表情な人ッ!!
  この街はアタイたちが守る!!
  とうッ!ライダーキーック!!』


 こうしてヒーローと悪の幹部の戦いが火蓋を……、
 って!なんで笑いの火に油を注ぐマネするかナァ!?

 パニック状態で思考が大爆発中だ。
 必死になればなるほど笑いがおさまる気配はない]

(312) 2024/06/01(Sat) 20:30:58

さすらいのライダー アーネスト

[しかし、そんなアタイに気付く悪の組織の幹部!>>299
 そしてじわじわと迫る、ハンター……!>>300]


 ッ……!! っ〜……!!!


[その迫力にアタイは思わず息をのみ必死に声を押し殺す。

 もはや笑いどころではない。
 迫りくるハンターに怯えるアタイはまさに逃走者ッ!
 正義のヒーローから追われる身に転身だ。
 ドクンドクンと自分の心臓の音がうるさく感じる。

 頼む、気付かないでくれ……!
 逃走成功させてくれェ……!!

 柱の影に蹲り必死に神に祈る]

(313) 2024/06/01(Sat) 20:32:26

さすらいのライダー アーネスト

[幸運にも祈りは神に届いたようだ。>>301
 ツァリーヌハンターはあと一歩の所で引き返していく。

 その様子にアタイはほっと体の緊張を解く。
 だが、油断は禁物。
 アタイはツァリーヌさんが展望施設のほうに向かうまでじっと息を潜めて隠れ続け――。


 やったァー!逃走成功ッ!!(*賞金はないけど)


 完全に立ち去ったのを見届けてから柱の影で静かにガッツポーズ。
 気付けば極度の緊張から笑いの発作はおさまっていた。
 よかった、本当によかった……!!

 アタイは心持ちこそこそとバーを去るのであった。**]

(314) 2024/06/01(Sat) 20:33:46

さすらいのライダー アーネスト、メモを貼った。

(A62) 2024/06/01(Sat) 20:40:02

曇硝子 スイッセス

――展望施設(午後)――

[読書は不思議だ。文字列の海に視線を走らせていると、周囲の音が聴こえなくなる。
アンドロイドである私は勿論、数メートル先で落ちる針の音も耳に拾ってはいるが、物語に集中しているとそんな静寂に包まれるような、そんな気持ちになるのだ。

お話を最後まで読み切って、作者の後書きに目を通す。
ああ、あのシーンはそういう意味だったのか。とても心理描写が巧みだったと思っていたが成程…。
物語の余韻に浸りながら私はほう、と溜息をついた。

そのように私は本に集中していた為、見知りの彼の人への反応が一拍遅れた。
顔を上げて本をぱたりと閉じて笑みを浮かべる。]>>293

(315) 2024/06/01(Sat) 21:10:06

曇硝子 スイッセス

  ああ、ツァリーヌさん。
  ご機嫌よう。

[彼は私から少し離れた席に腰掛けていた。

ツァリーヌ・ナハトムジーク。
私は彼の名前を乗船前から存じ上げていた。幅広い分野の事業を行い、沢山の支社を持つ「Y&N corp.」の社長は高名である。腕利きのビジネスマンであると。
とはいえ、そのような立場の人に一介のアンドロイドである私が出逢えたのはこの宇宙船に偶然乗り合わせたからだ。

物静かな彼からも渡航の目的などは聞いたと思うし、私も自身の事情については説明をした。珈琲を振舞う事もあったし軽い世間話もしたことがある。

が、彼の深いプライベートに踏み込んだり、思想的な話しはしたことがない。]

(316) 2024/06/01(Sat) 21:14:24

曇硝子 スイッセス

[私は他人と話すのが好きだ。しかしそれは時に、人の知られたくない部分まで暴くことになってしまいかねないので、相手が話したそうな素振りをしたり、口火を切ってくれない限りは深入りをしないのだ。

落ち着いた雰囲気を纏う敏腕社長が黙って私の淹れた珈琲を飲んでいる時、何を考えているのか私にはよくわからなかった。
何度か飲んでくれたので不味いとか不満がないのは確かだと思っているが。


彼の質問に私は一度本の表紙に目を落としてから。]

(317) 2024/06/01(Sat) 21:14:46



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