星狩りの国-暁の街-


21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して


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曇硝子 スイッセス

[『お父さんにはね、私より先に絶対死なないでって頼んだのよ?
それなのにあの人ったら約束を違えて。酷い人よね。
私を残して逝ってしまうなんて。』

その愚痴は勿論憎まれ口でしかない。亡き夫への愛情故の言葉だ。
話しながら咳き込んでしまったドロシーの背を私は優しく擦る。

『ごめんなさい、私もう長くないみたい。』

彼女がそう口にしなくても、私は知っていた。
医療ロボットほど正確に全てを把握できるわけではないが、延命の治療を受けなかった彼女の命の灯が消えようとしていることを、呼吸、脈拍、心音、肌の状態などから把握していた。]

(253) 2024/06/01(Sat) 10:48:04

曇硝子 スイッセス

[私はドロシーを慰める為に造られたアンドロイドだ。
だから、彼女が私を残して逝く事を詫びる必要はないのだが。

しかしドロシーは、死ぬことがない私の今後を心配しているようだ。

『私と息子のマイケルはそりが合わなくてね。血が繋がっていても…人ってそういう事があるの。
当たり前よね、だって夫婦は血の繋がりなんてないけど家族になるのだから、結局人って個人の相性なんじゃないかしら?と私は思うのよ。

でもね、だからってマイケルが嫌いなわけじゃないの。
考えが合わなくても、私は息子を大切に思っている。』]

(254) 2024/06/01(Sat) 10:48:38

曇硝子 スイッセス

[『スイッセス。愛しいあなた。

私が亡くなったらあなたはマイケルのものになるわ。
どうか私の代わりに息子を見守って頂戴。
マイケルがあなたを粗雑に扱わないようにはお願いしておくからね。』

彼女の瞳から零れた涙は透明で美しい。
私は顎を上下させて力強く頷く。

――彼女が静かに息を引き取ったのはその少し後であった。]

(255) 2024/06/01(Sat) 10:49:07

望郷 グリーディア


必要なものがなかったかと問われれば、それには首を振る。
この船に持ち込んだのはトランクケースふたつ。
その中身はごくごく普通の旅行用のもので、移住には足りないだろう。
だから私は客室を取るときに一番小さなもので選んだし、
持ち込むときの手間なんてそうなかった。


  「いえ……必要なものばかりで、
   それがいずれ無くなってしまうのが、怖かったんだわ。」


一番時間を共にした姉という存在は、
アンドロイドだから、その役目を終えたから、居なくなった。

私が処分したわけじゃない。
私が処分していいと思ったわけじゃない。

でも、そうやって勝手になくなってしまう大切なものが怖くなった。
 

(256) 2024/06/01(Sat) 11:03:06

望郷 グリーディア


目の前の彼の年齢を考えれば仕事を引退>>236というのはそうかもしれない。
中にはこれからもバリバリ働く人もいるのでしょうけれど、
古い土地でやってきた>>170というのだから、
余生を楽しむのに新しい場所というのは良いのかもしれないけれど……

でも、第二の人生に最新技術なんて>>170と思っていたところを選んだのは、
それこそ"やけ"になっていたのかもしれないのね>>238

   私も、そうだから、その気持ちがなんとなくわかるかも。
   後悔先に立たずってよく言うわよね。
   でもその時に出来ることの結果が今だっていうなら、
   そうするしかなかったのよ、私も、シャムさんも。
 

(257) 2024/06/01(Sat) 11:03:18

望郷 グリーディア


  「よく考えて生きる……」


まだ持っている特権をどう活かすか。
私はまだ考えられていない。

どちらかというと地球に放棄してしまった特権の方も
残してしまったたくさんのものも、
必要なものを手に入れるために失うべきだと思ったものだから。

   でも本当は……


  「この旅の仲間と、良い旅を。」


この船旅には、本当にいろんな事情の人ばかり、なのね。
庭園の仲間との束の間の時間を見送って、手を振った。**
 

(258) 2024/06/01(Sat) 11:03:33

望郷 グリーディア、メモを貼った。

(A47) 2024/06/01(Sat) 11:03:57

【削除】 かたわれ リーン

─独白─

[傍から見たら、不幸な家族とみられても仕方がなかったのかもしれません。

裕福な家庭でした。父と母、わたしと双子の姉の4人家族で、何一つ不自由なく暮らしていました。姉はわたしよりもすこし気立てがよく、愛嬌のある娘でした。でも、わたしは別に姉を羨まなかったし、自慢の姉と一緒に分け隔てなく愛情を注いでもらえて、なんの不幸もありませんでした。それはきっと姉も同じだったと信じています。

幼い頃から少しだけ母と姉は体が弱く、それは遺伝性のものだと言われていました。

わたしが15のとき、父が飛行機事故で亡くなりました。
田舎の古臭い場所にいたわたしたちは、ちょうど15のとき、姉もわたしも、地元の名家に嫁ぐ予定でした。しかし、わたしの縁談は、父の事故により破談となりました。理由が「当主が不在ゆえに」だったので、結局父の影響力だけを求めていたのだと思います。

縁談が破談になったこと、わたしは寧ろ幸いに感じていました。これで身体の弱い母と一緒に居ることができる。今やアンドロイドがなんでも助けてくれるとは言え、わたしにだって、できることはあるはずです。]

2024/06/01(Sat) 11:09:30

かたわれ リーン

─独白─

[傍から見たら、不幸な家族とみられても仕方がなかったのかもしれません。

裕福な家庭でした。父と母、わたしと双子の姉の4人家族で、何一つ不自由なく暮らしていました。姉はわたしよりもすこし気立てがよく、愛嬌のある娘でした。でも、わたしは別に姉を羨まなかったし、自慢の姉と一緒に分け隔てなく愛情を注いでもらえて、なんの不幸もありませんでした。それはきっと姉も同じだったと信じています。

幼い頃から少しだけ母と姉は体が弱く、それは遺伝性のものだと言われていました。

わたしが15のとき、父が飛行機事故で亡くなりました。
田舎の古臭い場所にいたわたしたちは、ちょうど15のとき、姉もわたしも、地元の名家に嫁ぐ予定でした。しかし、わたしの縁談は、父の事故により破談となりました。理由が「当主が不在ゆえに」だったので、結局父の影響力だけを求めていたのだと思います。

縁談が破談になったこと、わたしは寧ろ幸いに感じていました。これで身体の弱い母と一緒に居ることができる。今やアンドロイドがなんでも助けてくれるとは言え、わたしにだって、できることはあるはずです。]

(259) 2024/06/01(Sat) 11:09:49

かたわれ リーン

[一方で姉は名家へと嫁いでいきました。主人となった方はとても聡明で思いやりがあり、身体の弱い姉を常に気遣ってくれました。もちろん無理して働かせるようなこともなかったし、当主の居なくなった我が家のことも気にかけてくれました。

しかし、そんな姉も亡くなりました。18の時のことでした。
そしてそれを追うように、母も、わたしが20のときに亡くなりました。

いかに現代医学が発達しようとも、治らない病気というものはありました。…いえ。それを治す方法が決してなかったわけではきっとありません。ただ、すこし人道的ではなかったり、賛否両論あったりする治療法で、そうですね。わたしたちはむかしながらの生き方を選んだだけ。

それが、わたしたちの選択で、最良で、その中でも”幸せ”に暮らしてきたんです]

(260) 2024/06/01(Sat) 11:09:59

かたわれ リーン

[わたしはレッテルをたくさん貼られ続けてきました。

家族を失った不幸な女
縁談が破談になった可哀想な娘
姉と違って引っ込み思案な可哀想な妹
医療を受けずに命を失った愚かな家族
嫁いだせいで寿命を縮めた姉と冷酷なその夫
金しか残らない哀れな一家

さらには母の死後アンドロイドを手放したわたしに対する非難も、相当なものでした。]

(261) 2024/06/01(Sat) 11:10:31

かたわれ リーン

[…わたしは、自問します。

哀しいことがあったら、ずっと不幸せでいなければならないんですか?
もちろん父の死、姉の死、母の死、いつのときだって深い悲しみを抱きました。それでも、そのたびに乗り越えようと、わたしたちは強く、その時々の些細な幸せを大切に生きてきました。

姉との差異も、なにも気にしたことがなかった
姉の夫は冷酷なんかじゃなかったし
適切な医療はきちんと受けてきました

わたしは、慎ましく幸せに生きてきました。それでも、わたしはこれからもずっと、可哀想で不幸なわたしとして生きていかなければならないのですか?

あの星に遺してきたのは、そんな"わたし”だけです。>>0:12
そんなわたしに未練はありません。だからわたしは"わたし”を置いてくることにしました。

暮らしも、名前も、全て。
知らないところで、何のレッテルも貼られていないわたしから始めるために、輪廻転生を試みるのです。>>0:39 *]

(262) 2024/06/01(Sat) 11:10:53

さすらいのライダー アーネスト

―― カフェ ――
[唐突だが「穏やかなカフェマスターの老紳士が実は凄腕の元ヒーロー」なんて設定、アタイはすごく好きだ。ものすごく好きだ。

 だから覚醒したスイッセスさんがアタイと一緒にカフェで大乱闘!>>240
 なんて思いついたらもう妄想が止まらない。
 最高にクールでクレイジーだゼ。

 背中合わせで言葉を交わさずとも合う呼吸。
 それは二人が数多の死線を潜り抜けてきたからッ!
 すべての悪党(注*船のスタッフ)を倒したのならアタイはヘルメットを脱ぎ捨て不敵に笑う。

 『やはり腕は鈍っていないな。スイッセス=サン』


 そして二人は仲良く牢獄にガチャーン。>>241
 これぞインガオホー、ナムサン。
 ブッダはカジノで豪遊中だ(東方の神らしい)]

(263) 2024/06/01(Sat) 12:05:35

さすらいのライダー アーネスト

[ちょっと待て、面白すぎる。
 なんてアタイは腹を抱えて大笑い。
 スイッセスさんといる時間は楽しく過ぎていく。

 それから色んな話をして、
 仕事を続けることを喜んでくれればやる気も出る。
 よーし、やるぞー!
 いつか贈ったあのサインがプレミア価格になるくらい!
 そーしたら息子さんもあのサインを大事にしてくれるよね?

 分からないけど、それくらい頑張るぞ!と。
 新天地での仕事への意欲を燃やす]

(264) 2024/06/01(Sat) 12:06:20

さすらいのライダー アーネスト

[スイッセスさんは穏やかにアタイの話を聞いてくれる。

 辛い時は寄り添うように優しく。
 楽しい時はお茶目な面も見せながら共に楽しく。
 困った時にはそっと手を差し伸べてくれて。


 健やかなる時も、病める時も共に歩んでくれる。
 そんな人だった。

 きっと奥さんもスイッセスさんと共にいられて幸せだったのだろう。
 それはスイッセスさんも同じく。
 穏やかで幸せな10年をアタイは感じるコトができたんだ]

(265) 2024/06/01(Sat) 12:06:48

さすらいのライダー アーネスト

[アタイが話し終え、滲む涙をごまかしていれば
 すっと頭に伸びて添えられた手。>>243
 そのまま撫でられたのなら驚いて目を見開く。

 だって忘れてたんだ。
 子供たちの頭を撫でるコトはたくさんあっても、
 アタイの頭を撫でてくれる手は姉としてヒーローとして戦う日々でトンと出会うコトなんてなかったから。
 忘れていたぬくもり。差し伸べてくれる手。

 ああ――しわくちゃだけど、あったかい手だ。
 堪えていた涙が一筋、頬を伝って流れ落ちる]


 ……あンがと。
 それから、今だけはこう呼んでもいーかな?
 おじーちゃん……。


[ああ、胸ン中があったかいナァ。
 目を閉じてしばし頭を撫でてくれる手に身をゆだねる]

(266) 2024/06/01(Sat) 12:07:30

さすらいのライダー アーネスト

[ひとしきり涙が流れたなら、
 今度こそ晴れやかに笑ってお礼を言おう。

 それから少しぬるめの珈琲を大事にだいじに味わう。
 ……実は、アタイは言うほど猫舌でもない。>>244

 ただ、熱い料理を勢いよく頬張ったり熱い飲み物を一気飲みしようとして口内が火傷で大変なコトになるコトが多いので、飲み食いの時はなるべく熱すぎるものを口に運ぶ時は慎重にゆっくりふーふーするのを心がけているのだ。
 だから、少しぬるめの珈琲が嬉しいのは本当のコト。

 香ばしい珈琲の匂いと優しい味わい、穏やかに流れる時間。
 それはアタイたちが確かにここにいた証、思い出だ。

 大丈夫、アタイは忘れないよ。
 だから悲しくなんて、ないのサ。>>245]

(267) 2024/06/01(Sat) 12:10:45

さすらいのライダー アーネスト

[珈琲を丁寧に飲み終えたならもう一度お礼を言おう]

 ありがとう、スイッセスさん!
 ……あ、そーだ!

[ぽんっと思い出したように手を合わせつつ]


 アタイ、スイッセスさんが珈琲を淹れてるトコよく見ててサ。
 見よう見真似で珈琲淹れる練習して自分でも珈琲淹れれるようになったンだ!
 ……まァ、スイッセスさんほど上手くはないけどネ。

 ホワイト・マーブルへ着いてもアタイ珈琲を淹れるよ。
 そンで、そのたびにスイッセスさんのコト思い出すから。
 超優しいおじーちゃんで、お茶目で楽しくてー
 そんでもってー……


[スイッセスさんの特徴を指折り数えつつ]

(268) 2024/06/01(Sat) 12:12:12

さすらいのライダー アーネスト


 
 困ってたヒーローに手を差し伸べてくれた。
 立ち上がる力をくれた。
 カフェのマスターにして実は隠れた名ヒーロー!


[ビシッとスイッセスさんを指さしてヒーロー認定。

 おめでとう、これで君も新たなヒーローだ!
 しかも老紳士のカフェマスター!
 こりゃ最高にクールでイカす展開だゼ!

 そんな会話を終えればアタイはカフェを後にしようか。
 「いい旅を!」なんて親指を立ててみせて。**]

(269) 2024/06/01(Sat) 12:13:05

さすらいのライダー アーネスト

―― スポーツジム ――
[カフェを後にしたらその後は適当に色んな場所をブラついて
 一日の終わり頃には日課のスポーツジムに行く。

 入念に準備運動をしたらトレーニングをはじめようか。
 小気味よくランニングマシーンで体を温めつつ、

 そーいえばアタイの愛弟子も順調に育ってきたな。
 そんなコトが頭を過る。>>102>>103

 前よりもへばる頻度も減って、
 トレーニングの負荷も徐々に上げてきている。
 うん、イイ順調に筋肉が育っている証拠だ。

 自分自身を鍛えるのもいいが、
 愛弟子を育てて鍛えるのもまた別の喜びがある]

(270) 2024/06/01(Sat) 12:55:21

さすらいのライダー アーネスト

[明日はこの船旅の最終日。
 別れの前に可愛い愛弟子の体形に合ったトレーニングウェアとランニングシューズをショッピングモールで買って贈ろうかネェ、なんて思いつつ。

 そーいえばこの船旅で仲良くなった人々との連絡先の交換をどうするかとも思ったりする。
 顔を見れば気さくに連絡先の交換を申し出るだろう。
 サンシアには本を読んで感想を伝えたいし。

 純文学とかには縁のないアタイはまず少年向けという『宙色の鍵』>>32という本を読んでみようと思うのだが、どんな話なのだろう?
 あれこれ考えていればあっという間にランニングのノルマ達成だ。

 さて、次は何をしようか。
 筋トレもいいしニンジャ・カラテの組手もいい。
 まだまだ時間はあるのだからゆっくりトレーニングを消化していこう。**]

(271) 2024/06/01(Sat) 12:57:15



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