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21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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[一瞬キョトンとしてみせた彼女の顔は、年相応の若さというか、素の彼女をさらけ出したかのようなものだった。>>57
薄汚れたビジネスの世界では、
とって食われてしまいそうな、ちょっとした隙。
若さの証拠だな、と思いつつ、
それが一瞬で気だるげなものに変わってしまえば、
この子をそれほど失望させる退屈の悪魔の強さを思い知らされることになった
どうぞと席を促せば、彼女はそのまま遠慮なく座り、無警戒さを感じさせた]
ええ、私は…「ホワイト・マーブル」で
会社の支社が設立されたので。
その組織の立ち上げに駆り出されてきたのですよ
こちらの星では、うちの企業の会社はほとんどなくて、まずはその足がかりということで。引っ張りだされましたよ、困ったことにね。
[と、少し苦笑いしてみせる。
その企業系列の社長は自分なのだが、むしろエライ人に無理やり連れてこられたかのようなやれやれ感を醸しつつ言えるのは、自分の正体をわざわざ言う必要がないのと、『おじさんも』という言葉に引っかかったから]
(60) 2024/05/29(Wed) 22:29:19
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…それから、そう。
私には妻がいるのですが、
彼女は体が弱くてね……
きれいな空気の環境でないと体調を崩すのですが…
…それも、転勤を受け入れた理由でしょうかね
彼女が、生きていきやすい場所に移ってやりたくて。
ただ、彼女自身は地球にいつか戻りたいようですが…
[男は退屈紛れに話にエッセンスを加える。今度の話は、本当のお話。
妻に生きていてほしい。それ以外に理由などなく。
地球に対して愛着のない男は、地球にいつか里帰りしたい妻の気持ちが、あまりよくわからないでいた]
……あなたはどうです?新たな新天地について。
地球を置いてきて…やはり帰りたいと思うものですか?
[と、通常の人間の反応を確認したり**]
(64) 2024/05/29(Wed) 22:36:31
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社長 ツァリーヌは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A18) 2024/05/29(Wed) 22:38:32
/*
一気に増えたな。
顔を覚えるのが大変そうだ(人の顔を覚えられないおじさんのような感想)
コラーダは、PLがかつて使ったこともあるキャラクターだから、
なんとも不思議な気分だ。
愛着のあるキャラクターがたくさんいて
とても嬉しい
(-18) 2024/05/30(Thu) 05:27:43
/*
中の人の特徴として、思考と発言の温度感がPCに引っ張られるとこあるので、淡々としてますが、人が多くて嬉しいです(いえーい
(-19) 2024/05/30(Thu) 05:30:56
/*
過去PCを起点に自PCを想像するタチなので、
他の人に迷惑かけないようにだけ気をつけよう
(-20) 2024/05/30(Thu) 05:41:04
そうだな…
地球で行ってきた事業やできなかった事業も
これからどんどん着手されるだろうしね
まあそういう仕事だから、仕方ないといえば仕方ない
結局はすべて、会社の都合というやつさ
[こちらのことを少し気遣うように笑う彼女に>>87
男も少しばかりすまなさそうに笑みを見せる。
(勝手に振り回しているのは、この男だというのに…)
淡々とした価値観の持ち主なので、男の方は地球を離れることにはサラッとした顔をしていて、嘆く様子もなかったろう。
彼女が自身の母親のことを考え、胸を少し痛めたことには、あまり気づいていない。]
(117) 2024/05/30(Thu) 06:03:19
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………………………
[ふと、彼女が言った言葉に男の口が止まる>>88。
少女の会話の合間にも入ったであろう
小さな相槌などもふくめてすべて。
それは、
『ホワイト・マーブル』行きがいいことなのだと
言われたことへの…大きな驚きだった]
…………
……………………
……………………………考えたこともなかったな
…そうだね、『いいこと』…かもしれない
いやはや…正直どうなのかはわからないが
[そういいつつも増える瞬き。少し怪訝そうな顔。それは少女への疑問というより自分自身への疑問。特に何も思わなかった、自分への疑問]
(118) 2024/05/30(Thu) 06:08:07
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[…そして、自分が問うたことに対して
息をつまらせたのはもう一人>>88
スラックスを握りしめ、震えるように言い淀む彼女は
まるで迷子の子供のようだった。>>90
男は、また少しまばたきが増える。]
……何もない、か。
…そんなことはないのでは?
君はまだ若い。学校の友人もいるだろうし…
繋がりは新たにできるものだし
目的も存外新たにできるものだ
[…と簡単な慰めの言葉を言ってみるが…]
(119) 2024/05/30(Thu) 06:20:25
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…いや、そんな言葉は子供騙しか
なんの感想も持てないものに、
帰りたいかどうかなんてわかるはずもないか
…私と、同じだな
[と、ぽつり。
分かってしまう。
愛着もない、執着もない、こだわりも無い土地に
いつまでたっても想いを馳せられるほど
男は未練がましくも人間らしくもなく。
妻や家族以外のものに執着しないこの男は
だからこそ、なんとなくわかると]
(120) 2024/05/30(Thu) 06:24:42
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……………………
[いやしかし。こうも俯かれると困ってしまう。
というのも、男には二人の子供がいるのだが…
男は、幼子という生き物が大の苦手だった。
仕事仕事に生きてきて42歳。
妻の体調と体質が原因で子供が生まれるのが遅かった。
なので、40代にして初めて出会った
未知の生命体は…それはそれは男にとって難敵で。
ある程度、人の心を分析解読して会話する技術に長けている方だと思うのだが、その能力は、泣きじゃくる子供の前にはなんの効果も発揮してくれなかった。]
……………………………
…………………………………お嬢さん。
[とりあえず、慰めにハンカチでも渡そうと思って…
(121) 2024/05/30(Thu) 06:28:55
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……
…………
…………………
[ポケットから出てきたのは、
子ども向けお菓子
たまごぼーろ(対象年齢1〜歳)。]
すまない、間違えた。
[そっとベンチの横にでも置き、今度は赤いハンカチを差し出す。何事もなかったかのような顔をしているがベンチの横から存在を主張し続けるたまごぼーろはそれはそれはサクサクそうだった*]
(122) 2024/05/30(Thu) 06:32:51
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社長 ツァリーヌは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A32) 2024/05/30(Thu) 06:37:19
社長 ツァリーヌは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A33) 2024/05/30(Thu) 06:43:42
[人と人のつながり。>>154
それは、互いの快・不快を共有すること。
自分たちが同じ感覚を持つ仲間だと伝え合うこと。
同じような存在がいることを確信することで
自らがおかしくないと確かめ続けること。
普通の人間の感覚が薄い幽霊には、
生存のために必要な道具であり、
理解するには程遠いと感じているもの]
(169) 2024/05/30(Thu) 18:55:05
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[誤って差し出してしまった幼児用お菓子を目にした若者は、まずキョトンとした顔で私の顔を見返した。そこで間違えたと気づいた男は、改めて、本当に渡そうとしていたハンカチの方を差し出すことで行動を訂正した。
間違えたことに対して、照れたり恥じたりする前に、
行動の訂正をしたほうが確実に次の一手になる。
…というのが男の持論だったが。
そこから吹きこぼれてきたのは、先程まで泣きそうだったその子の、予想外の笑い声だった。>>156]
…………
………………
どういたしまして?
[肩を揺らして笑う彼女を見つめながら、1つ、2つと瞬きを繰り返す。どうやら彼女は『面白い』と感じている様子であるが、さしだしたものの訂正がそこまでツボに入るとは思っていなかった。
そういえば、妻とも笑いのツボが違うというか、
面白いと感じるものの方向性がだいぶ違うことも多かったなと思い返すが、まさかこれは面白いのだろうか。と瞬きの中で思考]
(170) 2024/05/30(Thu) 19:01:54
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[そして指差されたベンチの上の"失敗"の方を見て>>157、また彼女の顔を見返して。少し思案をしたあとに]
…こんなものでよければ
……幼児向けのお菓子なので、
貴女の口に合うかは分からないが……
これしか今のところ、手持ちになくてな
[と、ハンカチを持たせた状態で、改めてたまごぼーろを差し出した。
小分けパックにはロケットのイラストと、『ホワイト・マーブル』をイメージしたらしい星の絵と、たまごが散らばる、お子様が好きそうなデザイン。]
(171) 2024/05/30(Thu) 19:07:55
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……
……………
菓子を差し出して、
笑ってもらったのは
さすがにこれが初めてだな
[と、相変わらず増え続ける瞬き。
表情自体は変わらないが、思考の読み込みができてないAI的な反応というべきか]
売店のお土産コーナーで見かけて、
まだ幼い子供たちにと思ったのだが…
どうも、私が渡すものはどれもこれもお気に召さないようで…
…だが、君が笑ってくるのなら、
それなら多少は話が変わるかもしれんな
…もう少し、多めに買っていくか……
[と、ぽつり。]
(172) 2024/05/30(Thu) 19:11:12
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……先程の話だが。
[ふと思い出したように男は語り始める]
何もないことを嘆くということは、
何もない自分に不安を感じ、
何かを求めているということだ
『何もない』ことは恥じるべき事象ではない。
しかし同時に、それを受け入れてしまう時は、
世界との断絶すら受け入れることだ。
…そうする前にたくさん悩むといい。
答えは出るかもしれないし出ないかもしれない。
そういうものだよ
(173) 2024/05/30(Thu) 19:20:05
![](img/flag.png)
[そう言って。男は若者の顔をもういちどだけみて、
顔色が良くなっていることを確認したら]
…さて、息子たちへの手土産を…
もう一度買いにいこうか。
丁度、私のグラスも空いたことだ
[と、また売店に行って、例のお土産ぼーろを買う算段を立て始める。そろそろちょうどいい頃合いだと思っていた。彼女が笑ったのだから]
…暇つぶしにつきあってくれてありがとう。レディ
君のお名前を聞いてもいいかね?
…君が、もしまた何もないことに悩むなら、
多少は話を聞いてあげられるかもしれないからね
……また、暇になったら、話してくれると嬉しいよ
君自身の話も、また、聞いてみたい
[と、彼女の答えを待ち…それを聞いたならその手にハンカチを残したまま、展望台を去っただろう。"次話すときにでも返しておくれ"と小さく言葉を手向けながら*]
(174) 2024/05/30(Thu) 19:26:08
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社長 ツァリーヌは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A41) 2024/05/30(Thu) 19:28:27
ー 航行中:いつかの遊技室で ー
[仕事という最大の時間潰しのカードを奪われた男は、
その茫漠すぎる時を埋めるため、
宇宙船『リベルテ』の様々なところに顔を出していた。
自分から誰かに話しかけに行くことはあまりなく、
同乗者たちのやり取りの観察をしたり、
そうでなければ設備に使われているものを観察していたり。
そのときはちょうど、遊戯室の設備をぐるりと見て、
ビリヤードにでも興じていた頃か。
様々なゲームがあるなか、
男は法則性のはっきりとしているゲームが好ましかった。
ビリヤードはちょうど…物理法則という名のルールがはっきりしている。トンと弾かれた白玉からの連鎖がちょうど心地よく響いた頃、どこからか声がした>>116]
(183) 2024/05/30(Thu) 19:59:15
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……、……
どう、というのはわからないが。
君はずいぶんとマクロな視線で
チェスというものを見ているのだなと思う
この手の駒取りゲームは、大物食らいというより
小物共への蹂躙と相手の思考の制御が
主眼だろうに
[もう一度、白玉を打つ。
カツン!となった音ともに転がる玉たちは、一斉にその場から逃げ回る。その先にある無限の闇に気づきもしないで、ごとりごとりとおちていく。
まるで弱き歩兵の首をハネるように]
(184) 2024/05/30(Thu) 20:07:14
![](img/flag.png)
まあ…
好ましく思わないならやらなければいい。
幸い、ここにはゲームはいくらでもある。
[ワンゲームを終わらせた男は、体を上げ、改めて青年の方に体の向きを変える。
そして彼のやっているゲームを覗き込み]
…ちょうど暇を持て余していてね。
AI程度が相手で退屈なら、お相手するが
[と、彼の前の席へ座ったろう。
いつか一度はあったであろう、退屈紛れの暇つぶしの一つ*]
(185) 2024/05/30(Thu) 20:12:35
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