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21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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つまり、この船旅が私がスイッセスである、
遺された最後の時間なんです。
あと一週間しかありませんが…
私は精一杯彼女を偲びます。
最愛の妻、ドロシーを。
…つまらない話を聴いて下さり有難うございます。
(128) 2024/05/30(Thu) 08:51:02
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[私の仕事は夫を亡くした孤独な女性の寄り添う事だった。その雇い主が亡くなったのだから、この仕事は終了だ。つまり、私は消去を経て新しい仕事につく。これは現所有者マイケルの意思であるし、アンドロイドである私に異存はない。あるはずも、ない。>>98
話しているうちに珈琲が出来上がった。温めていたカップの湯を捨てて、私はそこに芳醇な香りを醸し出す液体を注ぐ。そしてソーサーにカップを乗せて彼女に差し出した。]
(129) 2024/05/30(Thu) 08:51:42
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お待たせしました。お砂糖はそこにあります。
ミルクは冷蔵庫にあるので、ご所望でしたら
お出ししますよ。
[カウンターの上の砂糖壺を指し示す。ブラックで飲めとかそんな偉そうな強要はしない。好みで愉しんで欲しい気持ちを込めてみたが伝わるか。
彼女は私の身の上に耳を傾けてくれた。私も、彼女に出来る事があれば何かしたいと思った。私が話を聴くことや、私の点てる珈琲が彼女を癒してくれたらと願う。
今の私が人に出来る細やかな贈り物だから。]*
(130) 2024/05/30(Thu) 08:52:37
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曇硝子 スイッセスは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A34) 2024/05/30(Thu) 08:58:08
――食堂エリア――
[珈琲は言葉を持たないから、香りや味で人に何かを伝える。
人は言葉を持つけれど、心の内全てをそのまま語るわけではないから、伝わることはほんの僅かだったりする。
私は、彼女の小さな唇から発せられる想いをどれだけ読み取れるのだろう。
その重みを感じるからこそ、軽んじたくなくて。
それでも、的外れだったり上からだったりするような言葉を言いたくなくて。
彼女が零す綺麗な言葉を淀みに沈めぬよう、大切に拾った。]>>132
(138) 2024/05/30(Thu) 13:18:16
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それはきっと、貴女に大切なものだったのでしょう。
大切でないものは、
なくなっても怖くなどないですから。
手放すのは自分の意思で、行動で。
なくなるのは自分以外によって決まってしまうもので。
自分にはどうしようもないことは…
避けられないかもしれないことは。
不意に訪れる事は、怖い。
それを振り払って、大地に足を踏みしめて。
新しいものに手をのばす貴女を、
自ら動こうとすることを。
私は素敵だと…思いますよ。
(139) 2024/05/30(Thu) 13:19:09
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[お礼を言われるような事を私は言えていないと思った。それでも彼女が少し晴れやかになったことを私は喜ぶ。>>133
その先の幸が、これから訪れる見果てぬ地にありますように。
強く願わずにはいられない。
そんな優しい彼女に、私のこれからの予定についてありのままを話したのは配慮が足りなかったかも。
短い沈黙が訪れる。珈琲から立ち上る湯気だけが、静の中に動として生きる。>>135
それを打ち破るのは、彼女がソーサーを引いた時にカウンターが擦れて立てた小さな摩擦音だけだ。
私は彼女が珈琲を口にする様を見守った。
今はその味の感想より、彼女に思った事が気になる。]
(140) 2024/05/30(Thu) 13:19:28
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……。
[今度は私が黙る番であった。彼女の感想は至極正しい。私の記憶が消去されれば、ドロシーの思い出は消える。
私はドロシーと過ごした十年を、俯瞰では仕事として捉えている。しかし勿論、ドロシーの夫として過ごした日々に何も感じなかった訳ではない。
沢山の幸せが、思い出があった。
ドロシーが亡くなる時に、それはいずれ来るとわかっていても胸が張り裂けんばかりの悲しみを覚えた。
そして今、ドロシーとの思い出を噛み締める時間が残り少ない事にも…。
何も思わないわけではない。]
(141) 2024/05/30(Thu) 13:19:45
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ありがとう、グリーディアさん。
…貴女は優しい人ですね。>>137
もしも私に、貴女のように…
失う前に大切なものを捨てる選択肢があったら…
どうしていたかな、と考えました。
私はきっと勇気がなく、行動出来なかったかな。
今もただ、何もかもを受け入れそのままに…
ただ消えゆくのみですし。
[肩を竦める。アンドロイドとしての運命をただ享受している私は、従順の一言だ。
記憶の消去に対してどんなに深い悲しみがあろうと逆らうつもりはなかった。]
(142) 2024/05/30(Thu) 13:20:21
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…でも。
グリーディアさん、貴女には
未来がありますからね。
自ら道を選んだ貴女には、きっと…
どうか手を延ばして、掴んで下さい。
貴女に必要なものを。
[カウンターに両手をついて天井を見上げる。それから、視線を戻して。
私の淹れた珈琲を味わってくれている彼女を見つめてからふと。]
(143) 2024/05/30(Thu) 13:20:39
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珈琲、飲んで下さり有難うございます。
今の私はそれで満たされますから。
…本当にありがとう。
そうだ、貴女に渡したいものがあります。
この後少しだけお付き合い頂いても?
私の部屋の前まで来て頂くことになるのですが。
[ふと思いつき、私はそう口にした。もう随分長く彼女を拘束しているので申し訳ないと考えつつも、彼女にもう一つ私からあげられるものがあると思ったので。
彼女が辞退するのなら、ここで別れる事になるだろう。]*
(144) 2024/05/30(Thu) 13:22:34
![](img/flag.png)
曇硝子 スイッセスは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A35) 2024/05/30(Thu) 13:24:57
/*
部屋に連れ込むわけじゃないです…!って書いた方がなんだかえっちな気がしました。
本当にただ物を渡すだけなんです…!でもなんとなく、何を渡そうとしているか透けてる気がする。
(-24) 2024/05/30(Thu) 13:29:08
/*
実はたまごぼーろ…!(違)
たまごぼーろ可愛くて好き。
(-25) 2024/05/30(Thu) 13:29:56
(-26) 2024/05/30(Thu) 14:01:51
――食堂エリア→自室前――
[聡明な女性だ。
私は思考の助けをほとんどしていないが、彼女は自ら深淵に眠る答えの一端を引き出したようだ。
その気付きはきっと、彼女のこれからの人生になんらかヒントとなることだろう。>>149
きっと今後もこうして答えを見出していくのだろう。選択の度に決断を繰り返しながら。
知性が光る深い色の瞳に魅入られながら、私は彼女から頂いた「美味しかった」の言葉に静かに頷いて見せた。]
…ありがとうございます。>>152
(164) 2024/05/30(Thu) 17:48:13
![](img/flag.png)
[カップとソーサーを手早く洗い片付ける。私が彼女を誘ったのはそのあとであった。女性を男性が誘う場合色々と警戒されることもあるが、幸い私はアンドロイドである。にこやかな笑みのまま、彼女を伴い食堂を後にしよう。
エスコートは任せてほしい。]
グリーディアさん、ご存じですか。
ほらここの廊下の壁、下の方に
小さな落書きがあるんですよ。
こんな低い位置にありますし、
子供の乗客が描いたのでしょうね。
…可愛らしい。
[通りがかった廊下の壁を指し示す。それはまるっこいペンギン型のアンドロイドを描いたものであった。
落書きは建造物損壊罪に問われる可能性があるが、一か月近くも乗船していれば、大人も子供もこの船を自宅のように思ってしまう、という事なのかもしれない。]
(165) 2024/05/30(Thu) 17:49:53
![](img/flag.png)
[船内の廊下とエレベーターをいくつか経由し、自室前へ。そこで少しお待ちくださいと告げ、一人室内へと入る。
私は探し物に時間を取らない。何故なら、持ち物の位置は全て脳内に記憶されているから。ほどなくし、私は小さな箱を手にして彼女の元へと戻る。]
お待たせしました。
わざわざ一緒に来て頂いてすみませんでした。
…先程、貴女がオレンジを手にしていたのを見て、
ふとこれを思い出しまして。
[箱の蓋を開くと、そこにはマンダリンオレンジ色のシトリンという宝石がついたブローチが入っていた。]
(166) 2024/05/30(Thu) 17:52:20
![](img/flag.png)
ドロシーの遺品のうちの一つで、私が贈ったものです。
どうか、貰って頂けませんか。
本当はマイケルに届ける予定のものではあります。
しかし、彼はきっとこれを…
処分してしまうと思うのです。
…私の記憶と同じように。
それに。
[消えてしまう思い出を悲しんでくれた人に、形ある何かを残したい。
一番の想いはこうだが…彼女にこのブローチを贈りたいと考えたのには、
理由がある。
それを口にするのが恥ずかしいと感じる私は、よく出来たアンドロイドなのだろうか。それとも。
少しだけ。そう、ほんの少しだけ私は頬を染め、こう言い添えた。]
(167) 2024/05/30(Thu) 17:58:56
![](img/flag.png)
美しい貴女には。
…きっとこれが似合うと思って。
──妻、ドロシーと同じように。
[ドロシーにこのブローチをプレゼントした際も、私は気の利いた言葉が言えなかった。気障な台詞は沢山プログラミングされていたけれど、どれも適切ではなくて。
今もまた、私は不器用にただ言葉を並べているだけだ。
祈るような気持ちで私は彼女の答えを待った。]*
(168) 2024/05/30(Thu) 18:00:29
![](img/flag.png)
曇硝子 スイッセスは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A40) 2024/05/30(Thu) 18:01:59
/*
瞳と同じ色のが良かっただろうか。そもそも遺品だとえーって感じだろうか。うーんうーん難しい…
※とにかく🐧が出したい
(-33) 2024/05/30(Thu) 18:04:59
/*
※返品可
どうしてもギャグに走りたくなる…
皆さんとてもエモくて素晴らしいロールなのに。
何故自分だけこんな()
(-34) 2024/05/30(Thu) 18:09:35
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