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21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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[自分以外にこうしたアナログな道具を使って描く人を見たことは無かったから、気になって。
不安げに見た自分にカラントが軽く見せてくれたそれは、ペンで描かれた風景や建物のラフが幾つもあり
そこから視線を離さぬまま肩をすくめながら古臭いだろ、という彼の言葉を聞いて]
…わかります。
私も好きで使ってますから。
[仕事でやっている分、自分は変な奴どころじゃないけれど。
何を言われても変える気がないから、自分は此処にいるわけで]
散歩っていうか、探検…かなぁ。
これだけ大きな船に乗るのは初めてなので、
資料になるかなって思って。
[そんな風に話す中、自分の仕事のことも明かしたり。
そんな初めましてが、カラントとの出会いで。
その後食堂やバーで会ったり、シアタールームで寝ているのをアーネストと見つけてトントンと起こしたり。
そんな偶然と日常を繰り返しての日々が、彼との三週間**]
(11) 2024/05/31(Fri) 00:16:13
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― とある日の食堂の一幕 ―
ははっ。できるだけはやめに頼むよ。
食事が来るんだって思ったら空腹の虫が騒ぎ出してな。
[注文を繰り返し、その容貌に相応しい一礼をして一礼をする従業員型アンドロイド(仮)
カウンター内に入るの見送ることなく空いている席に腰掛けて、昨日はどこまで書いたっけかとクロッキー帳を開けたり、凝り固まった体を伸ばすように腕を上に伸ばしたり、そうやって観察されている>>0:247とも知らぬまま時間を過ごしていた後に]
お、きたきた。ありがとな。
いただきまーす。
[ぱちっと手を合わせる。なんかこんなの見たことがあるが、気合が入るようで良いし、言葉の意味も悪くなかったものだ。]
(12) 2024/05/31(Fri) 00:35:45
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ボリューム満点だな。
[トルコライスという名称は知らなかった。
ただトンカツ・ナポリタン・ピラフの三種にエビフライも盛られたそれは男の見た目や量と香りは胃袋を刺激して、コーヒーへの意識は散漫であった。
まずはデミグラスソースのかかったトンカツを一口、言葉は少なくガツガツと食べ、その味が消えぬうちにピラフを頬張る。多分ワインとかも入っているのだろうか、デミグラスの上品で甘くも酸味もある味付けに、程よく香辛料を聞かせたピラフ。一緒に口の中で融合するとたまらない。
そのままもう一つの山のナポリタンも食すと時々食べる濃厚すぎるものとは違って少しあっさり目で野菜の甘さや苦さが引き立っている。どれと合わせてもよい食事なのだろう。
一口二口から五口ぐらいまでいったところでやっと、ふぅと息を吐いて]
はぁ……うまいな。
[そこで水を口に含んで、味覚を一旦リセットをした]
(13) 2024/05/31(Fri) 00:36:05
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[そうしてコーヒー。
砂糖やミルクは今回はいれない。いれるとしたらミルク多めとかになるが、眠気覚ましだからだ]
昔は風味とかそういうのよくわかんなかったなぁ。
[興味なかったのか、そんな味わいのあるものを飲んでなかったのか。
今となってはいまいちわからぬこと。]
…濃厚でちゃんとにがい。まさに注文通りだな
[目を細め音をたてぬようにゆっくりと一口一口飲みながら、そういえばこの料理ってなんていうんだと眼鏡型の電子機器を指で軽く叩いて……トルコライスかー。となったが…あれ?となる。記載がおかしかったからだ]
(14) 2024/05/31(Fri) 00:36:41
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[本来お会計の記載は料理名や代金などが表示されるし、自動的に引き落とされるようにと乗船したときに自分は契約している。
だがなぜか正規の値段からいくらか差っ引かれている。
それは手間賃分だけ浮いた。のだと理解するのは追加で記載されていたからだ。
いや、でも手間賃って?え?いやー…]
(15) 2024/05/31(Fri) 00:39:58
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ぁー……あれ…えっと
[思い当たることがあってばっと振り返る。先程の老紳士然としたアンドロイドのほうである。ちゃんとアンドロイドであるとだけは電子機器もいっているが]
……大変失礼…なんだけど、もしかしてー…もしかしなくても……従業員では…なかった…とか?
[今度は注文ではなく気まずい気まずい問いかけの時間になった。どうやら違ったらしいとか振りをしたらしいとかいうことのようだけど……少しだけ考えた後]
杓子定規に違いますとかいってくれたら、わかったんだがこうして茶目っ気のある振舞われると人と差がねーのが凄いよな。
それと料理もコーヒーもありがと、美味しかったよ。
[謝り合うなんてあうよりも、礼をいおう。
気まずい出会いかたではあったものの、そんな感じの後に自己紹介を交わしたりして、それが乗客であるアンドロイドのスイッセスとの出会いであった*]
(16) 2024/05/31(Fri) 00:40:43
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渡航者 カラントは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A0) 2024/05/31(Fri) 00:43:20
― ―
[ホワイト・マーブル到着までのカウントダウンは、もう明後日になっちゃった。
焦りを覚えるものの、不思議な事に、思っていたより恐れはない。
たまごぼーろおじさん。…ではなく、ツァリーヌさんと話してから色々考えた。
私の存在は不確かな物に思えるけれど、私の存在を証明しようとする私は、それを諦めない限り確かに其処に在る、とかそう言う事。
なんだか混乱するけれど、そう、なのかな。
彼に借りた赤いハンカチは、船内従業員アンドロイドに綺麗に洗って貰った。>>0:122
下手に素人が洗って、どうにかなってしまったら困る所の騒ぎではない。故に、詳しい者にお任せする。
けれど、アイロンだけは自分で掛けた。
アイロン捌きには自信がある。なんせ自分のYシャツは、毎日自分でアイロン掛けしているから。
面倒な作業とも思うが、慣れてしまえばどうって事は無い。
何でも家事用アンドロイドに任せてしまえるこの時代、自分で何かをするって言うのは大事な事。
この毎日のルーチンも、自分を構成する物の1つ。
一枚仕上がる度、自分がそこに存在してるって、少しでも実感できるから。]
(17) 2024/05/31(Fri) 00:51:47
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[地球には何もない。
父さんと言う小さなトラウマ以外は、何も。
けれどそれと向き合って、考えて、離別できたら、私はちゃんと私として存在できるようになるのかな。]
(-2) 2024/05/31(Fri) 00:52:02
[いつ会ってもいいように、
いつでも返せるように。
胸ポケットの中に収めたハンカチは、とっても大切なモノ。
私が誰かの旅の中、一瞬でも関わった証のような品。
ツァリーヌさんが、レットと言う子供に気まぐれで貸した記憶を持って居る、不思議な品物。*]
(18) 2024/05/31(Fri) 00:52:17
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[さて、そんなこんなでまた日が過ぎて。
気が付けばもう宇宙の旅も後僅か]
昨日の映画も良かったなぁ…
まさかあのシーンがアドリブで出来てたなんて
言われなきゃわかんなかった…
[いつかのシアタールーム>>1と同じように
一緒に観ていたアーネストが身振り手振りで説明してくれた映画は
クレイジーハイヤーの監督のものだったからか、
やっぱりアクションへの力の入り様が格別だった。
物語自体も弟妹を守り戦う主人公の強さ、弱さが描かれていて
人情物としても魅せる映画で、とても良かった。
クライマックスに近付くにつれて画面に釘付けになっていたし、終わった後も興奮で私が話すばかりだった位]
(19) 2024/05/31(Fri) 00:55:55
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……もう明後日には、
こんな生活も終わりになっちゃうのか。
[自由業ではあるから、生活自体はそこまで変わらないだろう。
けれど、気ままに映画を観たり、ジムに行ったり
そこでアーネストやカラントみたいに
一緒に過ごす時間が楽しい人は
船を降りたら居なくなってしまう。
いや、船を降りても付き合いは続けられるかもだけど
今みたく毎日のように会えるかは分からない。
終わりが寂しいと思えるのは良い旅だ、と言ったのは誰だったか。
間違いなく今回の旅は良い旅だったと言えるだろうと思えるのは、船内で出会った人達のおかげだろう。
残り少ない時間を惜しむより、楽しかったと言える時間を多く作ろうとどこに行くとも決めぬままに船室を出た。
まぁ、どこに行ってもきっと誰かはいるだろう**]
(20) 2024/05/31(Fri) 00:56:28
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― 図書室 ―
もう到着か
長いと思っていたが、案外あっという間だな
[船内放送がかかったとき>>#2も、自分は図書室で本を2冊ほど持ち出したところだった。
先日読み始めた「冒険」シリーズがことのほか面白く、シリーズになっているものだったからここ数日読み倒していた。
なにせ早く読み終わらないとホワイト・マーブルにこの紙の本の続きがあるとは限らないのだ。]
あいつともお別れの時が近いな
[ふむ、と考え込むと、本を持ったまま向かったのはショッピングモールの方だった。]
(21) 2024/05/31(Fri) 00:57:07
![](img/flag.png)
小説家 サンシアは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A1) 2024/05/31(Fri) 00:59:53
― ショッピングモール ―
[船内の買い物ができる場所には色んな区画があるようだが、自分がよく行くのは少し照明の落とされた暗めの通路の中、派手だったり温かみがあったりのネオンサインが店頭に並ぶ、そんなに気取らない雰囲気の区画だった。
マーケットに入ると、スナック菓子の袋を2つ、それに水とビールを買い込んで、宇宙船の中ながらいかにもなおばちゃんに小銭を払って―さすがにこれは電子マネーだった―ビニール袋に買ったものを入れると店を出た。
それにしても色々な店があるな、と目的地に向かいがてらふらふらと色んな様相を見せるモール区画を歩く。
ふとそこに、それなりにここ数日ショッピングモール内で見かける女性の姿があった。>>6
この旅の間、見かけることはあっても特に話しかける用事もなかった。
だが、あと2日で旅が終わるとなれば、たとえ船内で不審人物が出没したなどと噂されようとどうということはない。]
目当てのものは見つかったかい
ここらをよく歩いていただろう
[と、なんとなしに彼女に声をかけた。]**
(22) 2024/05/31(Fri) 01:00:52
![](img/flag.png)
有象無象 シャムは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A2) 2024/05/31(Fri) 01:03:10
― いつかのスポーツジム ―
[それは、いつものようにペース配分ミスでドロドロになっていた頃。
声をかけられれば顔を上げるのだが、それはもうぐったりした顔を晒していた。]
どうも……
[覇気のない声で、言葉を返す。>>0:211
それを何度か繰り返せば彼も顔見知りのカテゴリに入る物で、ジムの外で出会うことも多々あっただろう。]
(23) 2024/05/31(Fri) 01:03:49
![](img/flag.png)
[そんな事が続いた頃か、]
挨拶が遅れました、
私、レットて言います
[汗だくの首にタオルを引っ掛けながら、褐色の彼に自己紹介を。]
よろしく
[小さく笑んで、自分の世界を広げていく。*]
(24) 2024/05/31(Fri) 01:04:07
![](img/flag.png)
── いつかのスポーツジム:レットと ──
[頭をくしゃくしゃ撫でれればニッと笑ってみせ。>>0:226
見下ろせば呆けたような表情でしばらく見上げられ。
あれ?アタイ何かしたっけ?
あーアレか!頭を撫でたのがマズかったか!
なんか良いトコの坊っちゃんみたいだモンな。
頭撫でるのはマナー違反ってやつなのかも知れん。
なんてアタイの背が高いのが原因とは気づかない。
しかも色々と勘違いをしている!
だが、その勘違いを(部分的に)気づいて勢いよく謝罪すれば返ってくるのは複雑な事情。>>0:227]
(25) 2024/05/31(Fri) 01:05:53
![](img/flag.png)
―― ショッピングモール ――
[もうすぐホワイト・マーブルに到着するという放送。
何を持っていればいいだろう。
どうすれば困らずにいられるだろう。
船内にあった資料室で調べてはみたものの
あまりピンとは来なかった。
ただ、そうね。
折角だから自分で選んだ服を着て
ホワイト・マーブルの地を踏みたい。
そう、思ったから買い物が出来る場所へと来ていた。]
(26) 2024/05/31(Fri) 01:06:16
![](img/flag.png)
…………服ってどうやって選べばいいのかしら。
[いつも与えられるものを着ていただけだったせいで
サイズもよく分からない。
好みも当然のように分からない。]
あの……聞いてもいいかしら。
お洋服を自分で選ぶときって
何を考える物なのかしら。
[近くにいた人に、聞いてみたけれどさて。]**
(27) 2024/05/31(Fri) 01:06:37
![](img/flag.png)
[”戦闘服”という言葉を使うということは、
レットは常に戦いに身を置く日々を心がしているのだと思った。
そうだ、女というのはそれだけで窮屈な人生だ。
男より弱いと虐められたり搾取されたり──]
…………。
[それが昔、近所の男子に虐められ助けを求めて泣きついてきた妹の姿>>0:79に重なった気がして]
もしこの船でレットになめたマネしたヤツがいたらアタイに言いナ。
やっつけてやるからさ、グーパンで。
[そう言って拳をぐっと握って笑ってみせた。
少しだけ瞳に悲しい影を落としつつも目を伏せ、閉じて]
(28) 2024/05/31(Fri) 01:06:40
![](img/flag.png)
そーだ!戦闘服って言うならアタイのもそーサ!
見てくれよこのライダースーツ!
この一着で各種トレーニングや格闘にも対応可能。
このままバイクに乗って爆走も可能!
しかも超カッコイイ!
レットも興味があれば一着どうだい?
着るだけでヒーローになった気分になれるヨ。
[瞳を開けばいつもの調子で陽気にくるりと一回転。
戦闘服を纏う幼き同胞にウィンク一つ]
(29) 2024/05/31(Fri) 01:07:34
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