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21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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思いついたように提案されたそれに応えれば、
私はスイッセスさんについて船内を歩くことになるのでしょうね。*
(153) 2024/05/30(Thu) 14:37:31
![](img/flag.png)
望郷 グリーディアは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A37) 2024/05/30(Thu) 14:50:28
村の設定が変更されました。
最低開始人数: 12人
開始方法: 人狼BBS型(更新時間が来たら開始)
簡易メモ: あり
船内には専用のアンドロイドがいる。
他の乗客たちを見ればわかる通り、片付けを最後までしない人が多い。
その中で片付け>>165までするのは、彼がアンドロイドだからではなく
ドロシーさんの夫として、その生活を支えていたからだと、思った。
生活補助用のアンドロイドではなく、
生活を共に過ごした人なのだ、と
そう深く思うの。
(175) 2024/05/30(Thu) 19:38:23
![](img/flag.png)
手早く片付けられたあとのエスコートの中、
視線を下げて示された廊下の壁面。
ひとりでは気づかなかっただろう落書き。>>165
丸めのフォルムのペンギン型アンドロイドの絵を見て、
ホワイト・マーブルに旅立つのはひとりではなく家族と、
そんな人たちだっているのだと当たり前のことに気づいて。
「かわいいですね。
廊下を歩くとき窓の外ばかり見ていたから、
隠れペンギンに気づかなかった。」
きっとこれを描いた子供の両親が知ったら大変ね。
でも、子供ってこういうイタズラが辞められないのよね。
(176) 2024/05/30(Thu) 19:38:35
![](img/flag.png)
── スイッセスの自室前 ──
まだ通ったことのない道のりを経由していって、
きっと所々で聞こえていた誰かの会話や
シアタールームから漏れる音声を耳にした。
時には誰かとすれ違ったりもしたかもしれない。
そうじゃない間は、
また落書きがあるのかも、なんて少し壁面を気にかけて。
スイッセスさんの自室の前に着いたなら、言葉通りに少し待つ。
(177) 2024/05/30(Thu) 19:38:52
![](img/flag.png)
退屈を覚えない間も窓の外を見たりして。
そうして手元に小さな飾り箱を持って戻ってきたスイッセスさん。
オレンジを手にしていたのを見て、思い出したなんて言われたから>>166
いったい何かと思って、優しく開けられる箱の中身に興味を注いで。
(178) 2024/05/30(Thu) 19:39:05
![](img/flag.png)
(179) 2024/05/30(Thu) 19:39:17
![](img/flag.png)
そんな大切なもの、いただけないわ。
ドロシーさんに贈った大切なものと聞いて、
簡単に受け取りますなんて言えなくて。
でも、続く言葉は……思い出が無くなるという、憂いた未来。
ねぇ、スイッセスさん。
貴方さっき、失う前に大切なものを捨てる選択肢があったら、>>142
そう言ってましたよね。
これは、捨てるとは違うのでしょうけど
──きっとこれは、貴方の勇気なのね。
(180) 2024/05/30(Thu) 19:40:08
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こんな素敵な宝石が、私に似合うかなんて私自身にはわからない。
宝石の方が輝いてしまうかもしれないし、
ブローチなんて付けたのは学生時代の入学時や卒業時。
私の中に浮かぶドロシーさんのように、似合うかはわからないけれど。
情熱的な方なのね、スイッセスさん。
成功を意味するシトリン。
でも、その石言葉の中に隠されているのは……幸福。
夫を模して作られたなら長い時間一緒に居たわけではないのでしょう。
その中で、貴方はドロシーさんにこんな素敵なプロポーズを贈っていた。
嗚呼、忘れてほしくないわ、その素敵な思い出。
(181) 2024/05/30(Thu) 19:40:31
![](img/flag.png)
だから、──
「大切にしますね。」
消え去ることが運命づけられている思い出を、
赤の他人の私がひとつでも憶えていることが出来るのなら。
そう思って、そっとブローチを受け取って、胸元に付けた。*
(182) 2024/05/30(Thu) 19:40:51
![](img/flag.png)
私たちが交わした言葉は、そう多くなかった。
その言葉の中に目尻を濡らすそれ>>196に言及することもなく。
ただ、きっとこれだけは伝えたはず。
「お幸せに。」
それは夫婦最期の旅立ちに。
訪れてしまう記憶の終わりへの船旅。
お話出来て、よかったわ、スイッセスさん。
でも、また無くしてしまうのは、……残念だわ。**
(207) 2024/05/30(Thu) 22:21:27
![](img/flag.png)
望郷 グリーディアは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A48) 2024/05/30(Thu) 22:21:47
── ?? ──
私には時計技師の父とデザイナーの母がいた。
人当たりが良くて、頼まれごとをほいほい引き受けてしまうような人。
一人娘の私が寂しくないように、
家族というものをしっかり感じられるように。
14歳程度の見た目のアンドロイドをオーダーした。
私の記憶の一番深いところには、既に永遠の14歳の姉がいた。
リーリア姉さん。
私の、一番最初に無くしたもの。*
(225) 2024/05/30(Thu) 23:00:02
![](img/flag.png)
── ショッピングモール ──
マリーは目的のない散歩が好きじゃなくて、
そうなると決まって私はウィンドウショッピングしましょうって誘うの。
でももう、彼女は隣に居ない。
私が捨てたから。
でもさっぱりした性格だから、きっとメッセージは来ていない。
本当は、電子端末に連絡が来ているのも
来ていないということも怖くて
部屋に戻りたくない、だけだった。
こういう時、姉さんに会いたいって思ってしまう。
目当てのものもないけれど、癖になってるのね。
いつの間にか、ショッピングモールを歩いていた。*
(232) 2024/05/30(Thu) 23:04:10
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