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21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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[好きな物がよく分からないと笑った彼女に向って、私は困ったような笑みを返す。>>180>>181]
私も同じ
好きな物って、よく分からないや
周囲の人が好きな物なら、
何となく分かるんだけどね
[ハイスクールの同級生が好んだ服、流行っている色、異性受けするファッション。
何度も一人で選んでみたけれど、結局自分は最後まで良く分からなかった。]
私の服は、地球で買ったフォーマル系
だから、もう少し別なの区域が該当かな
……好きかどうかは、よく分からない
[そう言いながら、羽織るジャケットの襟を摘まみあげる。>>185
黒い布地に、目の色に合った明るいグリーンのライン。
母さんと一緒に選んだ、レディメイド。
買い足しなら一人で出来るけれど、選ぶ事だけは、ずっと苦手だったから。]
(273) 2024/06/01(Sat) 14:09:13
![](img/flag.png)
[いつもと違う服を選ぶと言う事は、いつもと違う自分を選ぶと言う事。
系統であろう『女の子らしい』ファッションでは無いものを選びたいという言葉に、やや思案する。>>183
普段身に纏っているらしい、白や茶色、桃色等の優しい色じゃなくて、もっと別な――、]
違う服、なら、
強いビビットな色を選ぶのもありかも
[そういう物を、思い切って手に取ってみてもいいかもしれない。
勿論、彼女が気に入るならだけど。
でもきっと、似合うと思うよ。
私多分、貴女の手助けがしたい。>>186
好きな物が分からないと言った彼女に、少しだけ自分を重ねてみる。]
(274) 2024/06/01(Sat) 14:09:44
![](img/flag.png)
貴女は、
どんな自分になりたい?
[それは自分にも問う言葉。
一人旅の日付を重ね、毎夜自問自答を繰り返す。
私って何?私って本当に此処に存在するの?
私はいったい――、
どんな形をしているのだろう。]
(275) 2024/06/01(Sat) 14:09:57
![](img/flag.png)
私、レット
あなたは?
[案内するなら『貴女』のままではなくて、貴女の『名前』が必要だと思ったから。>>187
私は笑顔でそう尋ねた。**]
(276) 2024/06/01(Sat) 14:10:28
![](img/flag.png)
/*
とりあえずここまで書いて離席しま…!!!
スイッセスさんのはチョットマッテネ
(-36) 2024/06/01(Sat) 14:11:31
/*
最初フルスクラッチって書いてて、「ちがう!そうじゃなくて!!」
って慌てて差し替えた
(-37) 2024/06/01(Sat) 14:21:18
一人旅 レットは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A50) 2024/06/01(Sat) 14:27:20
― いつかの食堂エリア:スイッセスと ―
[その人は、とてもやさしくて親切で、まるで御伽噺に出てくる魔法使いみたいな人だった。
テーブルの上に並んだ道具達は、リアルワールド上では初めて見る物ばかり。>>182>>184
1つずつ丁寧に説明される道具や工程に何度も目を瞬かせ、歳相応な表情を浮かべただろう。
振舞われた珈琲は、どことなしか輝いて見える気がする。
薔薇の花が描かれたカップを両手で包み込むように持ち、出来立てのソレを少しずつ口にすれば、何処か満たされたような気持ちになった。
苦みの中に酸味があって、香ばしくて、これはきっと大人の味。>>188]
(281) 2024/06/01(Sat) 17:03:58
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[その後、切り出したのは恋の話題。>>189>>190
ハイスクールの元同級生達が好んで、けれど私が知らない世界の話。
みんな気になる人が居たり、実際に恋人が居たり、くっ付いたと思ったらすぐ別れたり……、それが当たり前。
けれど私には何も理解できなかった。
何故なら私は、恋愛と言う物の存在は知っていても、恋愛をしたことは無かったから。
だから、私には分からない事。
それを揶揄われて、ムッとしたんだと思う。
私が「まだ」って言う事、皆知ってる筈なのに。]
(282) 2024/06/01(Sat) 17:04:24
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[知らない世界の話を紡ぐ彼を、私はじっと見つめる。>>191
食堂のざわめきは、既にはるか遠く。
言葉の他にあるのは、洗浄の為の水音と、器具同士が触れ合う音だけ。
恋に落ちる。
それは、今まで過ごしてきた人生をがらりと変えてしまうような、強い出会い。
自分が自分でなくなる瞬間、優先順位の組代わりに抗えず、世界の中心が他者になってしまう出来事。
それってなんだか、凄く恐ろしい。
知らないからこそ、
恐ろしく思うからこそ、
私は知りたいのだ。]
(283) 2024/06/01(Sat) 17:04:55
![](img/flag.png)
[だから、貴方の話も――、]
はい、
聞かせてください
[教えてください、魔法使いさん。
この世の全てを知っている人なんてきっと居ない。
けれど、貴方の物語の中に、私の知りたい何かがあるのなら、聞かせてほしい。
そのまま、紡がれる彼の思い出に耳を傾ける。
登場人物は彼。
それに、彼の可愛らしい奥さん。>>192>>193>>194
かけがえのない人との記憶で構成された、大切な、大切な物語。
人生の最果てで鳴る、静かで小さな、しあわせの音。]
(284) 2024/06/01(Sat) 17:05:52
![](img/flag.png)
――素敵な話、羨ましい
[素直にそう思った。
何故だろう、元同級生達の恋の話より、心の奥に染み込んで来るのは。]
素敵だけど、
ふふ、やっぱり難しいですね
[困ったように小さく笑い、カウンター席に座ったまま、子供みたいに足をぶらつかせる。
とっても難しい話。
だからこそこの項目は、科学知識やその単語類でぎゅうぎゅうに埋め尽くされているのかもしれないと、そう思った。
皆、私みたいに不安なんだ。
彼の指先につられ、私は自分の胸元に目をやる。>>195>>196
きっとまだ空っぽな其処を、見下ろして。]
理屈じゃあ、ない、
それだけでは、説明できない、物
[呟き、視線を上げる。]
(285) 2024/06/01(Sat) 17:06:31
![](img/flag.png)
いいえ、お話を聞かせてくださって
ありがとうございます
皆が言ってた、恋は素敵だって言ってた事、
なんとなく分かってきました
[そう言って私は笑う。
これは本音。
皆とっくの昔に、ささやかで暖かな何かを得ていたのだろう。私はそれを理解しようとしていなかっただけだ。
私もいつか、雷に打たれるみたいに、突然恋に落ちるのかもしれない。
強い衝動に突き動かされ、天と地がひっくり返る様な思いをするのかもしれない。
でもそれって怖い事じゃなくて、この人みたいに、幸せで素敵な事でもあるんだ。]
お話、嬉しかったです
それと、珈琲御馳走様でした
すごく、…すごく美味しかった
[伏し目がち、とうの昔に空になった薔薇が描かれたカップを静かに置く。]
(286) 2024/06/01(Sat) 17:07:25
![](img/flag.png)
私、レットって言います
レット・レジストル
[もじもじと、やや恥ずかしそうな視線で見上げる。]
また珈琲を頂きに来ても
いいですか?
[恥ずかしそうにしていたのは、目当てが珈琲のみと思われるかもしれないと思ったから。
そうでは無くて、また貴方と話がしてみたい。
そんな風に思う私が、今此処に存在したから。
こうして私は、
また一つ、船内に心地よい場所を見つけただろう。**]
(287) 2024/06/01(Sat) 17:07:50
![](img/flag.png)
一人旅 レットは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A53) 2024/06/01(Sat) 17:09:26
(-43) 2024/06/01(Sat) 17:09:41
/*
サンシアに話ふりたい…!!!!!じかんがねえ!ウオオおらにもっと時間と筆の速さをくれろ
(-44) 2024/06/01(Sat) 17:11:28
/*
レットちゃん、徐々に人間になってきて良かったねえ
(-45) 2024/06/01(Sat) 17:13:37
(-46) 2024/06/01(Sat) 17:22:55
(-49) 2024/06/01(Sat) 19:52:50
/*
>>311
知ったら漫画みたいにひっくり返るんだろうな
(-53) 2024/06/01(Sat) 21:31:08
(-56) 2024/06/01(Sat) 22:00:52
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