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21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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スイッセスは記憶を消去されず、新しい住居に住み、老人ホームにて働き始める事になりました。
書くまで決めていなかったので、どこか自分もほっとしたりしています…
アーネストさん、お返事ちょっと後に…練ってきますね。
(-63) CClemon 2024/06/04(Tue) 13:27:39
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(-65) CClemon 2024/06/04(Tue) 13:41:27
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皆様良かったらお友達になってくださいね。
村の度に村絵を描かせていただいております。
時間が許せば他のキャラの絵も描かせて頂きたいなと思ってます……!
(-66) CClemon 2024/06/04(Tue) 13:46:48
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――自室(過去軸)――
[お互いに勘違いをしてしまう、すれ違う事はよくあることだ。私は急いでいた訳ではない。ただ、アーネスト側に火急の要件があると思い込んでしまっていたのだ。
そして律儀な彼女は私の為に一刻も早くと馳せ参じてくれた。
いつだってヒーローは、呼べばすぐ駆けつけてくれる。
ノックに応えて私は扉を開く。そして――
息を飲んだ。
私の反応の理由を賢い彼女はすぐ察したのだろう。
続く言葉は照れを滲ませて。その頬が桜色に染まっているのを私は見逃さない。
顔を臥せるように下を向いたって、私はちゃんと視界に捉えた。
ふ、と肩の力を抜き。]
(62) CClemon 2024/06/04(Tue) 18:05:53
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……いらっしゃい、アーネストさん。
とてもお似合いですよ。
――美しい。
妻の花嫁姿を思い出しました。>>40
[純白は彼女の潔癖な心のようであるし、そしてウェディングドレスを彷彿させた。
胸元に飾られたネックレスもほんのり咲いて白を引き立てる。]
さあ、入ってくださいね。
どうぞ。
(63) CClemon 2024/06/04(Tue) 18:06:21
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[私は身を引いて彼女を招き入れる。船室はVIPルーム(もしかしたら社長さんが利用しているかも?)以外は同じ構造だろう。
それでも彼女は珍しそうにきょろと、そわとする。
足取りは宙に浮いているようだ。
無重力をさ迷うように。
彼女は私が飾っているサインに気付いたようだ。
弾む声に喜びが滲んでいる。]
ええ、勿論です。
毎日眺めていましたよ。
ホワイト・マーブルで私がどんな住居に住むのか
まだ決まっていませんが、
その部屋にも必ず飾りますね。>>42
(64) CClemon 2024/06/04(Tue) 18:06:45
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[眺めるだけで元気の貰える魔法の色紙だ。お礼を重ねたいのは私の方なのだが、彼女は何故か律儀に頭を下げる。
その腰の低さこそ、彼女の人としての美徳だ。
ヒーローでありながら偉ぶるそぶりは全くない。
むしろ弱き者とも、他人とも同じ目線に立つ人。
…その人格は私をまた魅了する。
おまけにこの美しいドレスだ、一体彼女は私をどうするつもりであろう?
魔法を掛けられてしまうのは、私なのか?]
(65) CClemon 2024/06/04(Tue) 18:06:58
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いえいえ、これは私の宝物ですからね。
飾るのは当たり前なのですよ。
もし何か辛いことがあっても、
このサインを見るだけで私は
立ち向かう勇気を貰えそうですからね。
…ああ、そんな。
あの手紙だけでも十分嬉しかったのですが…
貴女が悪い男を退治し、
ビューさんを無事に救い出し、
二人で珈琲を飲んでくれたなら、
私はそれだけで満たされたのですが。
でも…
(66) CClemon 2024/06/04(Tue) 18:07:10
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[彼女は私の珈琲豆を受け取ってすぐ、絵葉書を寄越してくれた。
勿論それも大切にしまってある。その熱いメッセージと共に。
私は言葉を切り、彼女をもう一度見つめた。すらりとした背丈はモデルのようだし、均整の取れた身体である。スタントマンという職業、ヒーローであるために鍛えているのは伊達じゃない。
それを包む真白の美しさは、惑星ホワイトマーブルにひけを取らなかった。]
(67) CClemon 2024/06/04(Tue) 18:07:24
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こんな美しい貴女に逢えたのなら。
その誉れ与れたのなら、
貴女の律義さを喜ばねばなりませんね。
[しかしこうして見れた美しい姿も、私は記憶を消されたら忘れるのだ。
私の胸がちくりと痛む。
その様子を気取られたのか、彼女は私に想いをぶつけてくる。
とても勢いのある言葉だ。>>44住所を教える事は私にとってさほと抵抗のある事ではない。
ただ、マイケルが私の見知りに誠実な対応をしてくれるか、私がそこにいるかいないかも記憶があるかも未定だったので、特に誰かに教える事がなかっただけで。
ぱちりぱちり。瞬きの後、ふっと吐く息は溶けるようで。]
(68) CClemon 2024/06/04(Tue) 18:12:03
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わかりました、後で教えますね。
……本当にありがとうございます。
私の事を友と思ってくれて。
貴女は、
もし私が記憶を失おうとも、何度もでも
来てくれるのでしょうね。
本当に貴女はヒーローだ。
その駆けつける姿は。
……いえ、今の美しい貴女は。
(69) CClemon 2024/06/04(Tue) 18:12:22
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[感極まったのだろうか、彼女は涙を零している。彼女の頬を伝う透明な宝石。
ああ、こんな姿を見せられたなら。
私はどうしたって止まる事なんか出来ないではないか。
あの時はおじいちゃんとして頭を撫でた。
でも今は。]
(70) CClemon 2024/06/04(Tue) 18:12:38
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今の美しい貴女は…ヒロインですね。
[一歩、二歩と前に進み私は彼女の前に立つ。そして両手を広げる。
頭を撫でる方が望みだったら申し訳ないのだけれど、泣いている女性を前にして男が選ぶ行動は一つ。
この腕に彼女を抱き締める事は叶うか。
私はそっと、両腕を彼女の背中に回してみる。
包み込みたかった。
熱くて強くて。優しくて脆い彼女を。]*
(71) CClemon 2024/06/04(Tue) 18:13:25
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ねこさん素晴らしい。
廃棄じゃなくてよかった…>>78
ブローチ、大切にしてくれてありがとう。>>81
最初と同じハローコスモス。とても綺麗…>>83
(-78) CClemon 2024/06/04(Tue) 19:53:12
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/*
>>-77
aIさんの文章は慈愛に満ちていて好きです。
胸が温まります。
ペースは人それぞれですよ。
ゆっくりと、無理せず綴るのが一番です。
(-79) CClemon 2024/06/04(Tue) 19:54:26
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(-80) CClemon 2024/06/04(Tue) 19:55:28
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>>-82
ゆっくりといってらっしゃいませ。
消えるのもエモいと思いつつ、マイケルを書いてみたらあのようになりました。>>-73
褒めて頂き感激…
(-83) CClemon 2024/06/04(Tue) 20:13:20
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――ニュース番組(ホワイト・マーブルのテレビで流れた映像)――
[夕方のニュース番組にて、こんな特集が組まれた。
『働くアンドロイドたち』
これは、様々な場所で色々な仕事に従事するアンドロイドの姿を取材したものである。
宇宙船「リベルテ」のペンギンアンドロイドたちを皮きりとし、カフェで働くメイドアンドロイドから、コンビニバイトアンドロイドまで。
『今や人々の生活を支える要と言えるアンドロイドたち。その容姿、能力も様々に異なります。
次は、老人ホームにて働くアンドロイドに話を聞いてみましょう。
すみません、ちょっと宜しいですか?』
その時の私は勤め先である老人ホームにて珈琲を淹れていた。
私の点てる珈琲は入居者たちには大変好評である。
ただちょっと変わった点があるとすれば、私の見た目も老人であるという点だ。]
(87) CClemon 2024/06/04(Tue) 20:33:00
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[一見するだけでは入居者とあまり変わらない。
最初インタビュアーは間違えて私の老人に声を掛けそうになり、慌ててマイクを向けなおした。]
はい、なんでしょう?
…ええ、私はここで働くアンドロイドです。
[インタビュアーに私は向き合う。カメラが向けられた。うっライトが眩しい。
目を細める。
『ここではどんなお仕事をされているのてしょうか。』]
清掃や物の運搬、雑用から施設管理、入居者の介助まで。
出来る事は全てですね。
こうして珈琲を淹れるのも私の仕事でして。
(88) CClemon 2024/06/04(Tue) 20:33:43
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[掃除はアンドロイドではなく掃除ロボットでもいいし、珈琲だって珈琲メーカーでも事足りる仕事だ。では何故私がここで働いているのか。
インタビュアーは重ねて聞いてくる。]
…人は、人の暖かみを求めるからですよ。
ロボットたちに暖かみがないわけではありませんが、
人型である私が寄り添う事が、
ここの入居者たちの癒しになっているのです。
…そう、皆さん仰ってくれています。
[すると傍にいたおばあさんが口を挟んだ。彼女は入居者の一人だ。
『そうですよ、スイッセスさんの淹れる珈琲はね、珈琲メーカーの味気ないものとは違うんですよ。』]
(89) CClemon 2024/06/04(Tue) 20:34:27
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