21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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──そんなコトを言われたら消えられなくなるだろ?
[最後に観念したように、そう零した]
(40) 2024/06/02(Sun) 02:03:14
[しばしの沈黙。
それから少し戸惑うようにして──]
……そこまで言うなら、頼ってもいいかい?
辛い時、助けてって言っていいかい?
手を──……差し伸べてくれるかい?
[いつものようなヒーローのような快活な笑顔はなく、
ここにいるのは助けを求める一般市民Aのアタイだ。
だから、いつもみたいに笑えないんだ。
ごめんね、ごめんネェ……]
(41) 2024/06/02(Sun) 02:07:01
[包み込む手に力が込められたのが伝わる。
それが無性に嬉しくて、申し訳なくて──]
助けてくれ、ヒーロー……。
ただそばにいて手を握ってくれ。
──大丈夫だと、言ってくれ。
[そうして苦し気に弱音を吐いただろう]
(42) 2024/06/02(Sun) 02:07:40
[──少し落ち着けば話しただろう。
自分は孤児なのだと、
ホワイト・マーブルへは暴力男に騙された血の繋がらない妹を助けるために向かうのだと。
ぽつり、ぽつり、と。
差し伸べられた手をこちらからも握り返しながら。**]
(43) 2024/06/02(Sun) 02:09:43
さすらいのライダー アーネストは、メモを貼った。
(A16) 2024/06/02(Sun) 02:13:56
―― とある日のシアタールーム・カラントと ――
[戦隊もののほうが好きだとカラントは言う。>>31
ならばとこちらも対抗して]
アタイはライダーもののが好きだネ!
やっぱ自分が担当してるモノはひいき目に見ちまう。
まァ、戦隊ものも好きだけどサ。
[勢いでつい対抗してしまったが、戦隊ものもアタイは好きだ。
なんかイイよね、仲間同士の絆とか。
なんて張り合っていればカラントの意見に――]
(44) 2024/06/02(Sun) 03:28:53
むぅー……、そりゃ大変だけどサ。
だからこそのヒーローの孤独と苦悩!
それでも戦う強さと誇りとかサぁー
[なんて拗ねたように食い下がるが、
その言葉がなんとなくアタイに向けられた気がして。
席の上で膝を抱えてむぅーっと不満そうだ。
だってズルいじゃないか。
肩の力を抜きながら飄々とコッチの立場を汲んだりしてサ。
面と向かって言い合えないじゃないか。
まァ、お互いそんな気持ちを熱くぶつける青春時代は過ぎた身だ。
これはカラントなりの配慮と距離感なのだろう]
(45) 2024/06/02(Sun) 03:30:06
[生意気にヒーローの救いを否定するカラント。
そうして語るアタイの話。>>32
アタイはどうかって?
そりゃァ――……。
今まで通りくだらないコト喋ったり、やったり、
気ぃ遣わずにお互いに好きなコトやってく。
んで、偶に一緒にジャンクフード食いまくって、
次の日に不摂生の分をトレーニングでチャラにした気になって……
…………。
あぁー! いちいち口にすると照れ臭いンだヨ!
今まで通りでいいンだよ! むしろそーしナ!
[行き場のない照れくささで頭を掻きむしりながら叫ぶ]
(46) 2024/06/02(Sun) 03:30:49
[お互いに干渉しすぎないで好きなコトをやれる距離。
それがお互いにベストだと思ってる。
つまり趣味仲間で飲み友達だ。
だが、それはそれとして譲れないコトが一つある]
アンタ、そのクロッキー帳見せなよ!
みんなけっこー見てンのにサ。
アタイだけ仲間外れみたいで悔しいんだよッ!
[ビシッとカラントのクロッキー帳を指さす。
みんなずるい!アタイだって見たかった!!]
(47) 2024/06/02(Sun) 03:31:26
[もしクロッキー帳を見れたなら、
うわ!アタイの100万倍ウマイとか、
めっちゃ描いてんじゃん、画家志望?とか、
風景画ばっかー、とか、これ、星雲?とか、
アンタ、無骨そうに見えて変なトコで個性光るよね、とか。
アタイとかサンシアの似顔絵はないの?
よく一緒にいたじゃん、薄情モンーとか
好き勝手に感想を述べただろう。
これがアタイのカラントとの距離感だ]
(48) 2024/06/02(Sun) 03:32:43
―― 最終日の朝・スポーツジム ――
[そうして最終日にジムにくればカラントに歩み寄り]
そーいやカラント、連絡先交換してなかったよネ?
船を降りた後もまた会えたら酒飲み仲間がいないと寂しいんだ。
アタイのスタント作品の宣伝もしてやっからサ。
交換しといてくれよ。
さァ! さァ! Hurry Hurry!
[ずいっと端末を差し出し連絡先を交換する気満々だ。**]
(49) 2024/06/02(Sun) 03:36:22
さすらいのライダー アーネストは、メモを貼った。
(A17) 2024/06/02(Sun) 03:41:30
─ スポーツジム ─
うん。
私も、頑張って書いたから
面白いって思ってもらえたら嬉しいなぁ。
[過去に出してきたものはともかく、
『宙色の鍵』は主人公と同じ世代から読んでも楽しめるように
意識して書いたものだから、面白いと思ってもらえた方が良い。
アーネスト>>36に同意しながら、
自分が小説家になった理由も続けて話し]
んー、どうかなぁ。
私以外の家族が書いてるのは見た事無かったから
血筋かどうかはよくわかんないや。
[彼女の反応に返した答え>>37は、曖昧なものになった。
仮に他の家族も物書きであったなら、離れることも無かったかもしれない。
家族の中で自身が異端だったとは言葉に出さないまま]
(50) 2024/06/02(Sun) 04:09:29
最初はひいおじいちゃんのお陰で、ってよく言われたけど
実際ひ孫って話題性が無かったら注目してもらなかっただろうし
話題性がある内に沢山書かせてもらえたお陰で
今こうして自分の好きなことさせて貰えてるからね。
[噓無く自分の好きなことをしているのだと笑って答えた後
アーネストがつい先程流した話を引き戻したのだが、
ヒーローは誰が救うのか。
私が出した疑問は、アーネストからも分からないという答えが返った>>38。
重ねて続けた私の言葉に、
今まで私に見せてきた快活な笑みとは違う困惑が表に出て、
困ったな、と眉を下げて笑う顔は、初めて見るもので>>39。
彼女の手を自分の両手で包み込んだまま、
いままできっと笑顔に隠されていた、その言葉>>40を聞いて]
(51) 2024/06/02(Sun) 04:11:12
消えないで欲しいから、言ったんだよ。
[黙したままの彼女に声を重ねれば、
戸惑ったような、不安げな声が返る>>41。
初めて聞く声で、初めて見る顔で。
救いを求めてくれているのだと、分かったから]
助けるよ、勿論。
大丈夫、側にいる。
私一人じゃ力不足なら、
助けられるだけの力を集めてみせるから、
一人で抱え込まないで。
[彼女が救って欲しいことを聞かなければ
何の根拠も無く任せてとは言えない。
でも傍にいて、手を握って大丈夫とは言えるし
助ける為の尽力は惜しまないと言い切った]
(52) 2024/06/02(Sun) 04:12:19
[そうして落ち着いた彼女から話された事情、
彼女と同じ孤児である、妹を助けるためにこの船に乗ったこと。
その話を、手を握りあったままに聞いて]
…アーネストさん。
助けてって手紙を受け取って、
すぐにこの船に乗ることを決めたんだよね?
じゃあ、少しでも早く妹さんの所在を確認しよう。
そういうこと調べてくれる人、私の担当さんに伝手を頼めるから。
それで妹さんの今の状況を把握した上で、保護に動こう。
悠長な手に思えるかもしれないけど、私はこれが最善だと思う。
[聞いた事情から私が提案したのは、
アーネストさんが直接動くことは少ないだろう方法。
彼女はどんな顔をして聞いていたか、
私はそれから目を反らさぬまま、まっすぐ見つめて]
(53) 2024/06/02(Sun) 04:13:00
…妹さんが助けを求めたのは、
おねえちゃんっていうヒーローでしょう?
どんな屑でも一般市民に手を挙げたら、
それはヒーローじゃなく犯罪者になっちゃう。
どれだけ腸が煮えくり返っても、
相手の男と、暴力野郎と同じ土俵に立たないで。
妹さんのヒーローで、いてあげて。
[アーネストが妹を弄んだ男のことを殴るつもりでいたと話の中で聞けたか。
聞いていなくても、一人で助けに行くつもりでいたなら、
きっと彼女は殴り込みでもしようと考えていたのだろうとは推測出来たから。
妹さんが救いを求めたヒーローを貫く為に堪えて欲しいと願い、言葉を重ねた**]
(54) 2024/06/02(Sun) 04:13:33
小説家 サンシアは、メモを貼った。
(A18) 2024/06/02(Sun) 04:17:42
/*
わー、アーネストさんあの後も落としてるってことはもしかして待たせてしまったろうか退席記号ついてたからのんびりしてしまったごめんなさいー…!
いや、単純にカラントさんにお返事したかったってのもあるとは思うんだけども。
(-7) 2024/06/02(Sun) 04:20:11
── スポーツジム ──
[本の話やサンシアの血筋の話。>>50
頷きながら]
まァ、実際のトコアタイは血筋とか分かンないし。
やっぱサンシアの努力じゃないかネェ。
[曖昧な答えが返れば家族を持たない自分には分からない苦労など汲めるはずもなく、少し悩みつつ。
「やはり最後は自分の努力」、と。
孤児でここまで這い上がった自分の根性論しか出ないのであった。
色々な苦労はあるが好きな仕事ができるコトはきっと幸せなのだろう、と。
サンシアの話>>51に笑みを返す]
(55) 2024/06/02(Sun) 05:49:17
[それから真っすぐな言葉を聞けば戸惑う心。>>52
包み込まれた手の温かさに、言葉に、救われた気がした]
ああ、あンがとう。
サンシアは本当にいい子だ。
こうして出会えて本当によかったよ。
本当に……。
[苦痛に満ちていただけだった顔に穏やかな笑みが浮かぶ]
(56) 2024/06/02(Sun) 05:50:09
[そうして落ち着いたアタイは自分の身の上と目的を打ち明ける。
するとサンシアが示してくれた解決案。>>53
学のないアタイには思い浮かばなかった案。
でも対処を人任せにして自分は待つだけなんて、と。
戸惑うように目を泳がせていれば真っすぐ見つめる目に促されるように見つめ返し──]
………、ダメなのかい? グーパン……。
まァ、薄々そんな気はしてたけどさァ……。
一発。せめて一発だけでも……、ダメ?
そっかァー……。
[がっくりと項垂れる脳筋。
だが、サンシアの言葉はもっともだ。>>54
一般人に暴力を振るうのは犯罪。
そうなれば妹を救うどころか地球に残してきた弟妹たちまで悲しませてしまう。それは絶対にダメだ!]
(57) 2024/06/02(Sun) 05:51:34
[サンシアの言葉で暴力に任せた救出は諦めるコトにした。
だとするなら、
学のないアタシに出来るコトと言えば──]
さっき言ってた「保護」ってヤツさ。
ソレに頼ってもいいかな……?
最後に届いた手紙の住所は今から教えるから。
アタイ、ホンットーに学がなくてサ。
実はこれが最善だって今もまだよく分かってないンだけど。
でも、暴力はよくないよな。
アタイはあの子のヒーローでいてやンなきゃ。
だから、だから──……
[迷いながら、それでも信じたいと思うのだ。
「助ける」>>52と言ってくれたサンシアを]
(58) 2024/06/02(Sun) 05:53:07
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